転職フェア

リクルートエージェントが開催する「転職フェア」は、転職したい人にとってとても有益なイベントです。

初めて転職する人は、転職フェアについてよく知らない人も多いのではないでしょうか?

「転職フェアは何をするところなの?」「転職フェアに行ったら転職できるの?」

など疑問に思うこともたくさんあると思います。

そこで今回は、転職フェアのメリット・デメリットや転職フェアを利用するコツ、人気の転職フェアを紹介します。

転職フェアは、企業の採用担当者と直接話ができる転職イベント

転職フェアは、複数の企業が集まる合同説明会です。

転職フェアは参加無料・予約不要・入退場自由で転職を考えている人なら誰でも参加できます。

会場には企業ごとのブースがあり、採用担当者や現在活躍中の社員から募集している職種の仕事内容や求めている人材等採用条件のことや、会社の雰囲気などの話が聞けます。

また、採用担当者と直接話ができる他にも、キャリアアドバイザーによる相談が無料で受けられるなど、転職希望者にとって有意義なイベントです。

転職フェアには多数の企業が出展していますが、出展企業の数は数百社~数十社などイベントにより異なります。

転職フェアの最大のメリットは、書類選考なしに企業の採用担当者と話ができること。

本番の面接の前に企業の雰囲気を知ることができますし、面接の練習にもなるので、転職が初めてという人にはぜひ参加して頂きたいです。

一方、企業側にも転職フェアのメリットがあります。

求職者と直接話をすることで、会社にピッタリの人材を探すことができるのです。

転職フェアはまさに、求職者と企業の両方にメリットがあるイベントと言えるでしょう。

転職フェア参加当日に採用されることはない

「転職フェアに参加したらその日のうちに内定が出るの?」

と疑問に思っている人もいるかもしれませんが、企業ブースで面談をしたからといって、その場で採用してもらえることはありません。

ですが、転職フェアでは直接採用担当者と話ができる他にも転職活動に役立つ情報をたくさん得ることができるので、参加する意味は充分にあります。

転職活動に役立つ!転職フェアで求職者が無料で利用できるコーナー3つ

1. キャリアアドバイザーに相談できる

どんな仕事が自分に合うか、そもそも転職すべきかどうかなどをキャリアアドバイザーに相談できます。

相談は無料です。

1人30分程度で人数制限ありの会場が多いので、相談したい人は早めに会場へ行きましょう。

2. 転職に関する知識が得られる無料セミナーの開催

自分に合った仕事の見つけ方や職務経歴書の書き方、面接突破のテクニックなど、転職活動に役立つ情報を会社経営者やキャリアアドバイザーなどが伝授してくれます。

セミナーの参加は無料。

たとえばdodaでは、「面接準備講座 自分の強みを知ってアピールする方法」や、「2020年に求められる働き方~自分を知りミスマッチのない応募先を探す~」などの講演が行われる予定です。

講演のラインナップはdoda転職フェアのホームページから確認できます。

情報は随時更新されるので、定期的にチェックしておくとよいでしょう。

3. 履歴書の写真をプロが撮影してくれる

プロのカメラマンが無料で撮影してくれる、履歴書写真撮影コーナーのある会場があります。

写真はいつもスピード写真で済ませている、という人は一度体験してみては?

人数制限のある会場がほとんどなので、体験したい人は早めに来場しましょう。

転職フェアのスカウトサービスとは?スカウトのメリットを紹介

スカウトは、転職フェアのサイトに自身の情報を事前に登録すると、登録者のプロフィールに興味を持った出展企業から、面談希望のメールが転職フェア当日までに届くサービスです。

求職者にとって、たくさんの企業の中から自分に合った企業を探す手間が省ける、企業がプロフィールを見てスカウトするので経験を活かせる仕事に就けるというメリットがあります。

自分が知らない企業からスカウトされることもあるので、再就職先の選択肢が増える可能性もあるのです。

転職フェア参加に年齢制限はある?

転職フェア参加のための年齢制限はありません。

ひと昔前は20代、30代の若い世代が中心でしたが、最近では40代の参加者も多いそう。

とはいえ、20代~30代、女性が対象など、ターゲット層がある転職フェアもあるので、参加の前にはホームページで事前に確認しましょう。

転職フェアはどんな人が利用しているの?転職フェアがオススメの人とは

転職フェアは次のような人にオススメのイベントです。

  • 初めて転職する人
  • 漠然と転職をしようと考えて情報収集がしたい人
  • 転職活動中でできるだけたくさんの企業を見てみたい人
  • 異業界・同職種の仕事を探しているが異業界のためどの企業がよいか分からない人
  • インターネットで転職先を探しているが条件に合う企業がない人
  • 直接話をすることで会社の雰囲気が知りたい人

転職フェアで再就職につながる情報が見つかるでしょう。

転職フェアは行くべき?転職フェアのメリット・デメリット

転職フェアに参加するメリット8つ

  1. 書類選考なしで採用担当者と直接話せる

    疑問に思うことをその場で解消できるだけでなく、会社の雰囲気も読み取れます。
    年齢制限や転職回数の多さで書類選考を落とされてしまう人などはチャンスです。

  2. 応募するかは分からないがちょっと興味のある企業の話も気軽に聞ける

    企業ブースでは、企業と求職者がそれぞれの情報を交換します。
    「転職先としては考えていなかった業界だけど面白そう」など、興味のある企業があればどんどん話を聞きましょう。
    選択の幅が広がり、採用担当者と何回も話すことで面接の練習にもなります。

  3. 面接では聞きづらい質問ができる

    面接ではないので、面接本番では聞きづらい待遇面の話などを気軽に聞くことができます。
    とはいえ、待遇面ばかり聞くのは印象が悪くなりますから本命の企業の場合はほどほどにしましょう。

  4. 書類選考突破や一次面接免除になる企業がある

    企業ブースで話しをして、双方の求めているものが合えば書類選考突破として面接の日程調整をしてくれたり、一次面接が免除になる企業があります。

  5. 予約不要・入退場自由だからスケジュール調整しやすい

    時間調整しやすいので、在職中の人も参加できます。
    転職活動で忙しい人も入退場が自由なので、気になる企業の話だけ聞くなどの利用の仕方ができます。

  6. 求人サイトに載せていない求人がある

    求人サイトを見ているけれどなかなか見つからない、という人は良い求人が見つかるかもしれません。

  7. キャリアアップや仕事に活かせる講演会に無料で参加できる

    職務経歴書の書き方や面接での自己アピールの仕方など、インターネットの情報だとイマイチ理解できない、という人は実際に話を聞いてみませんか?

    プロがわかりやすく教えてくれるので、すぐに実践できそうです。

  8. 事前登録と来場でQUOカードをプレゼント

    大手就職支援会社の主催する転職フェアでは事前登録してから来場するとQUOカードがもらえます。
    来場するだけでノートや飲料などを数量限定でプレゼントをしている会場もあります。

転職フェアのデメリット4つ

  1. 転職したいと思える企業がなかった

    わざわざ足を運んだけれど、入社したいと思える企業がなかった、ということがあります。

  2. 大規模の転職フェアでは参加企業や人の多さに疲れる

    大規模の転職フェアには数百社の企業が参加します。
    業界ごとにブースが並んでいるとはいえ、目当ての企業を探すのに疲れる、人の多さにやる気がなくなって途中で諦めてしまった、などということがあります。

  3. 人気の企業ブースは待ち時間が長い

    人気の企業ブースには行列ができるため、待ち時間が発生します。
    時間に余裕がない人は行列ができる前を狙って早めに会場へ行く、終了間際の人が減ったときに行くなどするとよいでしょう。

  4. ライバルが多いとわかって焦りを感じる

    会場にはたくさんの求職者がいます。
    求人サイトでは見えなかったライバルの多さに焦りを感じて気落ちしてしまうこともあります。

目的を持たずになんとなく参加すると、人が多くて疲れる、行きたい企業がないなど、参加したのは時間のムダだったと感じることがあるようです。

転職フェアが初めての人も大丈夫!転職フェアを有効活用するコツ7つ

せっかく転職フェアに参加するのですから、再就職のためになる情報を得たいですよね。

転職フェアを有効活用するには準備が必要です。

特に転職フェアへ行くのは初めてという人は、ぜひ参考にしてください。

  1. 目的を持って転職フェアに行く

    転職フェアへ行くからには目的を持って参加しましょう。
    参加企業に興味のある会社がある、希望する業界をひと通り見て話を聞く、転職に関する相談をするなど、転職フェアでやりたいことを決めて行くと消化不良にならずに済みます。

  2. 事前に転職フェアのホームページをチェック

    転職フェアの参加企業はホームページからチェックできます。
    企業ブースは日によって変わることもあるので、目当ての企業が参加日にブースを出しているかも確認しましょう。
    在職中で転職することを知られたくない人は、会場でばったり知人に会うことがないように、参加企業に自社や取引先の企業がないかをチェックします。

  3. 企業ブースで聞く質問を考える

    参加企業を確認し、目当ての会社があれば企業ブースで聞く質問を用意しましょう。
    目当ての会社がある場合は、ホームページを見て疑問に思ったことを聞きます。
    目当ての会社が特にない場合は、希望する業界の将来性や、仕事の進め方、活躍している人材などの質問を用意しておき、複数の企業に同じ質問をするのもよいでしょう。

  4. ホームページから事前登録をしておく

    大きな会場では参加企業も多く、来場者数も多いことが予想されます。
    一部の会場では、転職フェアのホームページから事前登録をしておくと、並ばずに入場できるなどの特典があるので、時間を有効に使えますよ。
    また当日、エントリーシートを書かなければいけない会場がほとんどですが、その時間も省けます。
    QUOカードのプレゼントもあるので事前登録した方が何かとお得です。

  5. 来場時間は臨機応変に

    開場時間すぐは混雑するので時間をずらす、希望の企業が人気企業である場合、人が殺到して面談のための列ができるので早めに来場する、キャリア相談をしたいから早めに行く、など目的に合わせて来場時間を調整するとストレスなく回れそうです。

  6. ガイドブックを見て自分が参加する企業の優先順位をつける

    受付では、ガイドブック・名札・各企業へ提出するためのエントリーシートなどが渡されます。
    まずはガイドブックをチェックしましょう。
    目当ての企業ブースの場所を確認する他、効率よく回るために優先順位をつけます。

  7. 企業ブースでは明るく元気な挨拶をする

    面接ではありませんが、初対面の印象は大切です。
    明るく元気に挨拶をしましょう。
    また、当日話をしたことはメモにとっておきます。
    後日、面接になった場合にそのメモを元に質問や志望動機を考えるとよいでしょう。

大手転職支援会社が主催する人気の転職フェアへ行こう!

転職フェアへ行ってみたいけれどどの転職フェアに行ったらいいのか分からないという人や、初めて転職フェアへ行く人は、大手転職支援会社の主催する転職フェアがオススメです。

doda、マイナビ、リクナビNEXT、@typeでは、随時転職フェアを開催しています。

では、それぞれの特色を見ていきましょう。

転職支援サービスに会員登録を済ませておくと効率的です!

転職フェアを開催している企業は複数社あり、それぞれの転職フェアによって、開催日程、開催場所、参加企業が異なります。
各転職支援サービスに会員登録をしておけば、メルマガ等で転職フェアの案内が届き、転職フェアの情報をすぐに知ることができるので、効率よく転職フェアに参加することができます。

満足度の高い大規模な転職フェアならdoda

dodaは、東京会場で約300の企業が参加するなど大規模な転職フェアを行っています。

参加者の91%が満足、応募したい企業が見つかった人は85%と満足度の高い転職フェアです。

大規模な転職フェアだけに入場前は列ができるほど。

webで事前にエントリーシートを作成し、印刷して持参すると開場の15分前から優先的に入場できます。

人気の転職フェアの情報をいち早くゲットするために、dodaエージェントサービスの事前登録を済ませておきましょう。

dodaエージェントサービス

転職が初めての人や女性にターゲットを絞ったリクナビNEXTの転職フェア

リクナビNEXTでは、転職が初めての人や女性などターゲットを絞った転職フェアを行っています。

「はじめての転職フェア」は、転職が初めての人も気軽に参加できて転職のことがよくわかると人気。

女性を対象にした「私の転職フェア」は企業で活躍中の女性社員に、女性ならではの働き方について質問できます。

転職が初めてで不安な人などは、まずリクナビNEXTに登録して、事前に情報をチェックしましょう。

リクナビNEXT

地方での開催も多いマイナビの転職イベント

東京・大阪のみの開催がほとんどという他社と比べて、岐阜、名古屋、大阪、広島、福岡、浜松、横浜、京都と広い地域で開催されるマイナビの転職フェア。

来場者の年齢は35歳までの人が65%となっています。

リクナビの「はじめての転職フェア」の参加者が20代・30代で90%ということから、比較的幅広い年代の人が参加できるイベントになっています。

大手や優良企業の出展も多いのでよい出会いが期待できそう。

マイナビの転職イベントに興味がある人は、マイナビエージェントに登録し、最新情報をゲットしましょう。

マイナビエージェント

@typeは女性やエンジニアに強いイベントでマッチングを重視

@typeもリクナビNEXTと同様に、ターゲットを絞った転職フェアを開催しています。

「女の転職@type」「@typeエンジニア転職フェア」など、ターゲットを絞ると参加企業の数自体は減りますが、条件に該当する人しか参加しないのでマッチングしやすいという利点があります。

女の転職@typeは毎回50~80の企業が参加。

来場者の半数は20代と比較的若い人で賑わうイベントです。

会場や日程などの詳細は、ホームページから確認しましょう。

転職サイト@type

転職フェアはスーツで参加を!服装や持ち物などの疑問を解決

転職フェアに参加する際の服装や持ち物、参加後のことなどみなさんが疑問に思っていることについて答えます。

ホームページに服装自由とありました。服装自由って何を着ていったらいいんですか?
服装自由でも、実際に会場へ行ってみるとスーツの人が大半です。

ブースでの面談は一次面接を兼ねている企業もあるので、面接時に着ていく格好で参加するのがベスト。

スーツ、もしくはビジネスカジュアルで参加しましょう。

※スーツやビジネスカジュアルなど、面接時の服装については次の記事を参考にしてください。

転職面接の服装はスーツが基本!男女別スーツの選び方と服装マナー

転職フェアへは何を持っていったらいいですか?
カバンに、筆記用具とメモ帳でOKです。

カバンはたくさん書類をもらう可能性があるので、ブリーフケースなどA4サイズが入るものがよいでしょう。

履歴書はエントリーシートを書くので不要。

名刺も、会社の一員としてビジネスで会うのではなく個人で面接をしてもらう立場なので不要です。

転職フェアで話を聞いた企業へお礼メールは必要ですか?
話をした企業すべてに送る必要はありません。

希望の企業のブースで話をしたけれど面接の日時を決めるまでに至らなかった、何社かと話をして興味を持ったなど、こちらからアプローチしたい場合はお礼メールを送っても構いません。

送る場合は転職フェア帰宅後、もしくは翌日に送ります。

転職フェアでたくさんのエントリーシートをもらったあとの人事担当者は多忙です。
シンプルで分かりやすい内容のものを送りましょう。

失業保険を受給中です。転職フェアの参加は求職活動に含まれますか?
転職フェアの参加は求職活動に含まれるため、就職活動証明書を発行してもらえます。

該当する人は受付で問い合わせを。

転職フェアは行くべき!転職フェアまとめ

宮里 明

転職フェアって行ったことがないから分からなかったけど、内容が盛りだくさんなんですね。

糸井 嘉人

企業の人と話ができるだけだと思ってました。

池上 彰子

転職フェアは書類選考なしに採用担当者と直接話ができる他にも、講演やキャリアアドバイザーとの相談で転職で役に立つ知識が得られます。
転職フェアで面接の機会をもらう、転職フェアで得た情報を元に転職活動を行うなど転職フェアをきっかけに何か進展があるかもしれません。
大規模な転職フェアでいろいろな企業を見てみたい、ターゲットを絞ったもので自分に合う企業を見つけたいなど、目的に合った転職フェアに参加してみてください。