「就活の準備っていつから始めればいいの?」
「就活解禁は3月って言われてるけど、それまで何もしなくていいのかな?」
「でも、何をすればいいのか分からないし、就活が不安だ…」
そんな風に考える学生さんは多いですよね。
ただ、断言しておきます。
20卒の就活は3月から始めるのでは遅いです。
3月まで何もしていないままだと、あなたの就活はうまくいかない可能性が高いでしょう。
そこで、この記事では、就活をいつから始めるべきか、その理由ややるべきことを紹介していきます。
目次
就活は3月解禁!企業の広報活動が始まる
そもそも、「3月に就活が解禁される」とは、どういうことなのでしょうか。
まず、経団連(日本経済団体連合会)の「採用選考に関する指針」の手引きに、以下の記述があります。
3. 採用選考活動開始時期
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。
広報活動 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動 : 卒業・修了年度の6月1日以降
なお、活動にあたっては、学生の事情に配慮して行うように努める。引用元: 日本経済団体連合会
ここでいう、「広報活動」の開始が就活解禁に当たるわけです。
つまり、20卒の皆さん(現大学3年生or現大学院修士1年生)は2019年の3月1日に、就活が解禁されるということですね!
就活が解禁されると何が起こる?
1. 就活情報サイトが3月1日にオープンする
まず、マイナビやリクナビなどの就活情報サイトが、3月1日に一斉オープンします。
就活生は、就活情報サイトにアクセスして、気になる企業にプレエントリー(あなたの企業に興味がありますよ、という意思表示)をすることで、その企業から説明会や本選考の情報を得ることができます。
2. 企業の合同説明会や個別説明会が開催される
「就活解禁=企業の広報活動開始」ですから、企業は合同説明会や個別説明会を開催して、学生に自分たちの企業のことを知ってもらいます。
- 合同説明会
リクナビやマイナビなどの就活情報サイトや大学が主催している、一つの会場に何十社もの企業が集められた説明会のこと。
- 個別説明会
一つの企業だけで主催している説明会のこと。
スーツをまとった就活生が、群れを成して合同説明会に参加している様子は、今や春の風物詩としてテレビでも紹介されていますよね(笑)
※参照)ANNnewsCH「売り手市場」の採用活動解禁 説明会に4万人(17/03/01)
就活の準備を3月以前からはじめるべき2つの理由
就活解禁が3月ということは、3月から就職活動を始めれば良いということですか?
いいえ。3月から就活を始めているようでは間に合いません。
どうして3月からでは間に合わないのですか?
では就活の準備を3月より前に始めるべき理由を2つ紹介しましょう。
1. 3月1日までに志望する業界、企業をかためておくため
例えば、皆さんは大学で入るサークルを決めるとき、一日で決まりましたか?
そのような人は少数派なのではないでしょうか。
大多数の皆さんは、サークル見学に行く前に、星の数ほどあるサークルの中からいくつかに絞っていて(例:高校までテニスやってたからテニサーに入りたい、高校まで運動部だったけど音楽に挑戦してみたい、など)、複数のサークルを回ってそれぞれの雰囲気を知ってから、入部するサークルを決めたのではないかと思います。
就活もそれと一緒です。
企業の数は、大学のサークルの数とは比べ物にならないほど多くあります。
アフリカゾウとミジンコくらいのスケールの差があります。
それなのに、何も考えてこなかった状態で、3月1日になってすぐに何百万もの企業の中から自分の気になる企業を見つけるというのは、土台無理な話ではないでしょうか。
だから、3月1日を迎える時点で、ある程度は気になる業界、企業を絞っておく必要があるのです。
そのためには、「自分がどんな仕事をしたいか?」「自分はどんな仕事に向いているか?」といった難題と、3月以前から向き合わなければなりません。
2. 本選考の日程が前倒しされているため
18卒の6月1日時点での内定率は63.4%と発表されています。
しかし、先ほど言及した経団連の「採用選考に関する指針」の手引きによると、6月1日は選考活動の開始と明記されているではありませんか。
それにもかかわらず、63.4%という高い数値をたたき出しているのはなぜなのでしょうか?
その真相は、経団連に所属していない外資系企業や中小企業だけではなく、経団連に所属している大手企業も、6月以前から秘密裏に選考を行なっているということです。
本選考の日程が前倒しされている以上、就活生も就活が解禁されたらすぐに動き出せるよう、準備をしていなければいけませんね。
※参照)キャリタス2018
「就活はいつから始まるの?」という考えを改め、今日から自己分析と業界研究を始めよう!
3月から始まる本選考では、ES(エントリーシート)提出や面接など、いろいろとやることがあります。
しかし、本選考に当たっては、自分の志望する企業、業界が定まっていないと話にならないのです。
「就活っていつから始めればいいんだろう」と考えている人は多いかもしれません。
その問いへの答えとして、今このページを見ているあなたには、気になる企業・業界を見つけるためにも、就活の最初の段階である「自己分析」と「業界研究」を今日からでも始めることをお勧めします。
今回お伝えしたいことは以下の3点です。
- 20卒の就活解禁(=企業の広報活動開始)は2019年の3月1日から。
- とはいえ、興味がある企業・業界を絞ったり、前倒しされている本選考の日程に合わせたりするためにも、就活は3月以前から始めるべき。
- 「就活はいつから始めればいいか」という質問への答えは、「就活の流れを把握して、自己分析や業界研究など、できることを今日から始めてみよう」。
それでは、皆さんも早いうちに就活を始めて、周りの友人たちから一歩リードしましょう!
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