20卒の学生の皆さん、就活解禁(企業の広報活動の開始)の3月1日が刻一刻と近づいてきていますが、周りの友達が OB訪問に行き始めて、焦っている人はいませんか?
「OB訪問にまだ行っていないんだけどやばいの?」
「OB訪問しようと思っても、同じ大学の OB がいないから OB訪問できないんだよね、行かなくていいかな…?」
そのように考え、悩んでいる人には「喝!」を入れたいですね。
OB訪問に行くか行かないかで迷っているくらいなら、行ったほうがいいです。
この記事では、OB訪問とは何か、行くべき理由、全体の流れ、アポ取りやお礼メールなどの詳しいやり方について解説していきます。
目次
OB訪問に行くべき理由とは?その実態を徹底解説!
そもそも、OB訪問とは「自分が興味のある業界や企業に勤めている、自分の大学の卒業生(OB・OG)に話を聞きに行くこと」を言います。
つまり、同じ大学の卒業生とはいえ社会人と話をしなければいけないわけで、そのことに必要以上の不安を感じてしまい、OB訪問を諦めてしまう学生は少なくありません。
また、OB訪問をしたからといって内定に直結するわけではないので、「OB訪問しても意味ないじゃないか」と言う人もいます。
ただ、OB訪問には内定に直結しなくても行くべき理由が4つもあるのです。
1. 企業研究が深まり、志望動機や自己 PR が明確になるから
OB訪問に行っていない学生は、書籍や企業 HP などに載っている無機質な情報しか得ることができないため、実際に働くイメージを持てずに企業研究が浅くなってしまいます。
また、その学生が書いている志望動機や自己 PR は、書籍や企業 HP といった「誰にでも得られる情報」がベースになっているので、その他大勢の学生との差別化が図れないのです。
しかし、OB訪問をした学生は、実際に働いている社会人から直接仕事の実情や本音を聞くことができるため、業界研究や企業研究を深めることができます。
OB・OG との会話の中に企業を志望するきっかけが多く見つかって、志望動機がより説得力のあるものに磨かれるのです。
そして、OB訪問のときに「御社で活躍するためにはどのような能力が必要ですか」と質問することで、実際に働く OB から企業の求める能力について詳しく教えてもらえるため、その企業にあった自己 PR ができるようになります。
2. 選考で有利になる情報を教えてもらえるから
OB訪問で訪ねる相手は、「自分が志望する企業で勤める先輩」であると同時に、「自分よりひと足早く就活を経験した先輩」でもあります。
そのため、OB・OG から就活の体験談や企業の選考フローを聞いたり、場合によっては ES の添削や面接の練習をしてもらったりすることで、選考で有利になります。
3. 社会人と話すことに慣れ、面接の練習になるから
先ほど、OB訪問とは社会人と会って話すことであって、その不安感から敬遠する学生が多いという話をしました。
これはピンチである一方で、裏を返せばチャンスだということになります。
なぜなら、OB訪問を繰り返すことで見ず知らずの社会人と何度も話すことになり、社会人と話すことに慣れてきて、抵抗がなくなってくるからです。
しかも、初対面の社会人に自分の話をわかってもらうためには、論理的に筋道立てて話す必要があるため、OB訪問を繰り返すことで「自分の言いたいことを自分の言葉で簡潔に伝えられる能力」を養成することができます。
この能力こそが、就活の場で求められる「コミュニケーション能力」なのです。
OB訪問を通して「社会人と話すことへの慣れ」と「コミュニケーション能力」を身につけた学生が、本選考でも有利になることは言うまでもありませんよね。
4. 一部企業では OB訪問が選考フローで必須になっているから
先ほど、OB訪問は内定に直結しないと書きましたが、実は OB訪問をしないと選考落ちに直結してしまう企業があります。
ある総合商社や大手金融の ES では、「何人の OB に話を聞きましたか?」という回答欄があり、ここで0人と答えてしまうと、OB訪問をした学生と比べて志望度が低いとみなされて、選考に落ちてしまうのです。
OB訪問をしていないせいで、狙っていた企業の選考落ちが決まってしまうなんてもったいないので、自分の志望している企業が OB訪問を選考フローに組み込んでいる場合は絶対に行くようにしましょう。
OB訪問に行きづらいと感じさせる2つの原因
さて、ここまで OB訪問に行くメリットについて紹介してきましたが、実際に行動に移した学生は 26.2% しかいないという現状があります。
※参照)マイナビ2018
4人に1人しか OB訪問していない計算になりますね…なぜそれほど少ないのでしょう?
OB訪問したくてもできない学生には2パターンいると考えています。
まず1パターン目は、「わざわざ自分のために社会人の方の貴重な時間を割いてもらうのは申し訳ない」と考える学生さんです。
たしかに、私もそう思ってしまうかも…
ただ考えてみてほしいのですが、社会人もかつては就活を経験して苦労してきたのですから、就活生に対して悪い印象を持っているはずがないのです。
現に、学生と話すことがいいリフレッシュになる、と語る社会人は多くいますよ。
そうなんですね、それだったら遠慮せずに OB訪問できそうです!
そして2パターン目は、「OB の探し方も OB訪問の流れもわからないから動き出せない」と考えている学生さんです。
僕はそのパターンだと思います。
サークルに入っていないので親しい先輩もいませんし…
どうやって OB・OG と会えばいいか、OB訪問はどのような流れなのかについては、これから紹介しますね。
OB訪問のやり方と流れを5ステップに分けて紹介!
OB訪問をしたことがないと、「OB・OG さんとどうやって知り合えばいいんだろう」「OB訪問って、何をすればいいんだろう」と途方にくれてしまうかもしれませんね。
ですが、次の5つのステップに沿って行動すれば、問題なく OB訪問ができます。
- 志望する企業の OB・OG を探す
- アポを取る
- 事前準備する
- 実際に話を聞く
- 御礼のメールや手紙を書く
ここからは、1つ1つの段階に分けて、OB訪問のやり方と流れを細かく説明していきますね。
1. 志望する企業の OB・OG を探す
志望する企業の OB・OG との接点がなければそもそも OB訪問などできないので、まずはOB・OG と知り合うことから始めましょう。
まず、現在自分が持っている人脈をたどって OB・OG と知り合う方法には、「大学のゼミ、サークル、部活の先輩から紹介してもらう」と、「知人、家族、親戚から紹介してもらう」があります。
この2つの方法は、何より OB・OG の紹介を頼みやすいですし、自分が普段接している人を通して紹介を受けるので信頼性も高いです。
ただ、この2つの知り合い方だけでは自分の狙っている企業の先輩と出会えないかもしれません。
そんなときは「大学の就職課にある OB 名簿から探す」「企業の人事部に直接問い合わせる」「SNS やアプリを使って探す」という3つのやり方でアプローチしてみましょう。
同じ大学の OB・OG を探す上では、「大学就職課にある OB 名簿から探す」というのが一番王道です。
OB訪問の受け入れを承諾している卒業生が、連絡先を大学の就職課に残しているので、そこから接点を作って OB訪問にこぎつけましょう。
ただ、志望する企業に同じ大学の OB・OG がいないときもあるかもしれません。
そんなときは、企業の人事部に直接問い合わせをしたり、SNS やマッチングサイトのアプリを使って探したりすることで、出身大学関係なく社会人とつながることができます。
特に OB訪問に使えるマッチングサイトは近年急速に広まってきているので、利用する価値は十分にあります。
OB訪問に使えるマッチングサイト・アプリ5選
今回紹介する OB訪問に使えるマッチングサイト・アプリは、次のとおりです。
- ビズリーチキャンパス
- ニクリーチ
- ジョブカレ
- 茶会人訪問
- Matcher
まず、ビズリーチキャンパス。
これは株式会社ビズリーチが提供している、学生が母校の先輩に OB・OG 訪問を依頼することで同じ学校の OB・OG と繋がることができるマッチングサービスです。
このサービスのよいところは、自分のプロフィールを入力して会員登録すると、そのプロフィールに応じて最適な OB・OG をおすすめしてくれるから人探しの手間が省けることと、「話を聞きたい」ボタンを押すだけで OB・OG 訪問の依頼が完了して、そこからはメッセージを通してサクサク日程調整できること。
このサービスに登録している大学は30程度とまだ限られていますが、その大学に通っている学生は是非登録するといいでしょう。
また、株式会社ビズリーチはニクリーチというユニークなサービスも手がけています。
これは学生がプロフィールを登録したら企業からアプローチが来て、お肉を食べながら社会人の話を聞けるという、いわば逆就活サービス。
このサービスはビズリーチと違ってサービスを利用できる大学は限られていないため、大学関係なく使えるサービスだといえます。
それ以外にも、社会人が OB訪問を主催し、大学や住んでいる地域関係なく学生と社会人をつなぐジョブカレ、お茶中心の OB・OG 訪問を提案するというコンセプトのもと生まれた茶会人訪問、「就活相談にのるので、〇〇してくれませんか?」という合言葉のもと、就活相談したい学生と願いを叶えてほしい社会人を大学関係なくつなぐ、Matcherという OB訪問ソーシャルマッチングサービスなどがあります。
これらのサービスでは、学生の通っている大学と社会人の出身大学が違うことが往々にしてあるため、もはや OB訪問とはいえないかもしれませんが、社会人から貴重な話を聞ける機会であることは変わりないため、興味を持った人は是非使ってみてください。
2. アポを取る
SNS やマッチングサイト・アプリ以外の方法ではメールでやり取りをすることが多いので、今回はメールでアポを取る方法について説明します。
OB訪問の依頼メールの例文と共に、気をつけること9つを見てみましょう。
株式会社 ビズノート
人事部
△△様
突然のご連絡失礼致します。
はじめまして、私は〇〇大学▲▲学部3年の山田太郎と申します。
この度、大学のキャリアセンターの名簿で△△様の連絡先を知り、メールを送らせていただきました。
現在私は就職活動をしておりますが、卓越した技術力で業界内での確固たる地位を築いている貴社には大変興味を持っております。
そこで、貴社で働いていらっしゃる△△様のお話をぜひ伺いたいと思い、連絡させて頂きました。
つきましては、お時間が許す限りで問題ありませんので、下記の日程でお時間をいただくことはできないでしょうか。
1月11日 13:00~20:00
1月13日 15:00~20:00
1月14日 10:00~16:00
もしいずれの日程でもご都合つかない場合は、再度提案させて頂ければと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。
〇〇大学▲▲学部▲▲学科3年
山田太郎
電話番号 090-***-****
メールアドレス abcdefg@gmail.com
- 件名
ひと目でメールの内容がわかる件名にしましょう。
「OB訪問のお願い 〇〇大学 自分の名前」という件名は、用件も誰からメールが来たのかもわかるため、理想的です。 - 宛名
OB・OG が勤務している企業名、(分かれば)部署名、相手の名前を書いて、誰あてのメールであるかを示しましょう。
このとき、企業名は略さずに正式名称で書くのがマナーです。 - 挨拶文
「突然のご連絡失礼致します」と詫びてから、メールを初めて送る場合は「はじめまして」と続け、メールを送るのが2回目以降の場合は「お世話になっております」と続けます。
- 名乗り
続いて、自分の名を名乗りましょう。
誰からメールが来たのかわからないと OB・OG の方は不安に感じてしまうので、必ず自分の名前、大学名、学部名の順に名乗るようにしましょう。 - 情報入手経路
どうやって OB・OG の連絡先を手に入れたのか(例:サークルの先輩から紹介を受け~)を述べるように。
情報入手経路を明らかにしないと、OB・OG に「どこから自分の連絡先が流出してしまったんだろう」と不安を感じさせてしまいます。 - OB訪問をしたい理由もあわせて、OB訪問の依頼をする
まず、なぜその企業に興味を持っているのか、なぜ OB訪問をしたいのかを述べます。
OB訪問をしたい、という熱意が伝わってくる学生には、OB・OG も真剣に対応しようと思ってくれるはずです。
続いて、OB訪問をしたいという旨を伝え、お願いしましょう。 - 日時の候補を出す
「学生が日時の候補を出してしまっていいの?」と思うかもしれませんが、OB・OG から日程候補を提示してもらったにも関わらず、それを断ってしまう方がより迷惑がかかると考えられます。
そのため、比較的時間の融通がきく学生の方から、日時の候補を出しましょう。
このとき、メールの往復回数を減らすためにも複数の候補を提案するのがベター。 - 結び
「お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します」と文章を締めます。
- 署名
文末には必ず署名するようにしましょう。
氏名、大学名、学部・学科名、学年、電話番号、メールアドレスを書いておけば OK です。
気をつけることが多くて骨が折れますが、社会人としての基本的なメールマナーなので、覚えておくといいでしょう。
また、電話でアポを取る場合は、メールと同じように「挨拶→情報入手経路→ OB訪問の依頼→日時候補の提示」で進めれば大丈夫です。
3. 事前準備する
「アポが取れたら、あとは OB・OG と会うだけかー」と思った方はちょっと待って下さい、その前にやらなければいけない重要な事が1つ残っています。
それは「事前準備」です。
事前準備の質によって OB訪問の質も変わってくると言えるので、OB訪問の前には必ず事前準備をするようにしてください。
具体的な内容は、以下の3つです。
1. 企業の資料や公式 HP には前もって目を通しておく
せっかく実際に働いている人から話を聞く機会であるのに、ホームページや資料に載っていることばかり聞いてしまうと、「やる気がない、きちんと調べていない」というネガティブな評価が下されてしまいます。
それに、調べれば出てくるような情報を聞くのは、単純に時間の無駄ですよね。
OB訪問を有意義なものにするためにも、企業の資料や公式 HP、書籍などを活用して、企業への理解を深めておきましょう。
2. 前もって OB に聞きたい質問を考えておく
OB訪問の一番大きな目的は、インターネットや書籍だけで分かる情報ではなく、働く人だからこそわかる「生きた情報」を聞き出すことだといえます。
OB訪問を通して、今まで知らなかったことを知ったり、実際に働くイメージを膨らませたりするためにも、前もって聞きたい質問を考えておくことが大切です。
3. 当日にする質問をリストにし、事前に OB・OG へメールしておく
前もって質問を知らせたほうが、OB・OG の方も質問への答えを考える時間が長く取れるため、当日に引き出せる情報の質が向上するでしょう。
また、事前に質問リストを送るという姿勢が、「事前準備をしっかりできる学生だ」という高評価を受ける可能性もあります。
4. 実際に話を聞く
当日は実際に OB・OG と会って話を聞くだけなのですが、できる限り良い印象を与えて OB訪問を終えたいですよね。
そこで、知っておきたいマナーが6つあるので、順に説明します。
時間管理
当然、遅刻は厳禁で、待ち合わせ場所に相手よりも早くついていることが理想です。
どうしても待ち合わせ時間に遅れそうなときは、必ずメールではなく電話で連絡するようにしましょう。
OB訪問のときの服装
また、OB訪問のときの服装は、相手からの指示がなければスーツが無難ですが、OB・OG の方がお互いにカジュアルに話すことを求めて、学生に私服を指定することがあります。
そのときは、ジーンズや T シャツ、ミニスカートなどのカジュアルすぎる私服は避け、比較的かっちりした私服を選ぶようにしましょう。
OB・OG の名刺の受け取り方
OB訪問の会場についたら、まず相手の名刺を受け取ります。
名刺を受け取るときの作法として、必ず両手で名刺を受け取り、その時はロゴや氏名に手がかぶらないように気をつけ、「頂戴します」と言って一礼してから受け取るという点を気をつけるようにしてください。
また、名刺を汚してしまったり、名刺にその場で書き込みをしたり、名刺に興味を示さないですぐにカバンや名刺入れにしまったりという行為はマナー違反にあたります。
飲み物などを注文する場合
OB訪問をする場所がカフェやファミレスだった場合、食べ物や飲み物を注文することがありますが、注文にもマナーがあります。
注文する際には、OB・OG よりも高いものを頼むのは NG なので、OB・OG よりも安いものを頼むか、同じものを頼むようにしましょう。
同じものであれば運ばれるタイミングも同じなので、お互いに気を使わずに済むためおすすめです。
質問を聞くときの態度
注文が終わったら、いよいよ相手に質問を始めます。
このとき、相手の目を見てしっかり話を聞くこと、相手の話はメモに取ることなどを心がけて、決して相手に「ちゃんと聞いていないな」という印象を与えないようにしましょう。
聞き取れなかった場合は正直に申し出て、もう一度答えてもらっても構いませんが、時間も限られているので、できるだけ1度に聞き取るように努めることが大切です。
会計をするときのマナー
飲んだり食べたりした場合は、基本的には OB・OG が払ってくれますが、おごってもらって当然と思わずに、自分も払う意志を示すのがマナーです。
そして、退店した直後に「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」という感謝の意を示すことを忘れないようにしましょう。
いずれも、OB訪問どうこうというより人として当たり前の行動だと思いますが、硬くなってしまうとついつい忘れがちです。
「マナーが悪い学生だった」という悪印象を残さないためにも、マナーを守って礼儀正しく振る舞うことを心がけてください。
5. お礼メールやお礼の手紙を書く
OB・OG の方は、忙しい中時間を作って話をしてくれています。
OB訪問のあとは、必ずメールや手紙といった形で感謝の意を示すようにしましょう。
「お礼メールってどうやって書けばいいんだろう?」と身構えてしまうかもしれませんが、OB訪問のアポを取るメールの書き方とほとんど一緒です。
お礼メールの例文を見てみましょう。
株式会社 ビズノート
人事部
△△様
お世話になっております。
本日 OB訪問させていただきました、〇〇大学▲▲学部3年の山田です。
本日はお忙しい中時間を割いていただき、ありがとうございました。
△△様のお話から、貴社で働く上で求められる能力や貴社の雰囲気など、会社案内だけではわからなかったことを知ることができました。
また、△△様がおっしゃっていた、「仕事は忙しいけれど、それ以上に多くのお客様に商品を提供できる喜びがある」という言葉が非常に印象に残っていて、貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。
今後わからないことがありましたら、また質問させていただくかもしれませんが、その時はご指導よろしくお願いします。
本日は丁寧に対応してくださりありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
〇〇大学▲▲学部▲▲学科3年
山田太郎
電話番号 090-***-****
メールアドレス abcdef@gmail.com
わかりやすい件名(OB・OG 訪問のお礼 〇〇大学△△などが良い)、相手の企業と OB・OG の名前、自分の名前、お礼と感想、締めの言葉、署名、の順に書くことで、相手に悪い印象をあたえることはありません。
お礼と感想を言うときは、OB・OG が話してくれたことについて言及すると、「ちゃんと話を聞いてくれた」という印象を与えられるため、なおいいです。
また、お礼メールはできればその日中、間に合わなかった場合は次の日の朝に送るようにしましょう。
遅れてしまったからと言って、お礼メールを送らないのは絶対にやめてくださいね。
OB訪問のベストな時期とは?2月までに済ませて就活を有利に進めよう!
ここまで OB訪問に行くメリットと OB訪問の流れについて説明してきましたが、この記事を読んだ皆さんに対して、最後に伝えたい事があります。
それは、「OB訪問は1月から始めて、2月までには済ませよう」ということです。
なぜなら、企業の選考活動が始まる大学4年生(修士2年生)6月の1~3ヶ月前、すなわち3、4、5月が OB訪問のピークで、その時期から OB訪問を始める学生が多く、3月以降は1人の OB に学生が殺到してしまうから。
多くの学生と同じタイミングで OB訪問を始めてしまうと、OB・OG との予定が合わないせいで、OB訪問ができなくなってしまうかもしれません。
しかし、ピーク前に動き出せば、その他大勢の学生と比べて一歩リードしたことになり、多くの OB・OG と話すことができるのです!
それでは、OB訪問に向けて動き出して、就職活動を有利に進めましょう!
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