世の大学生、大学院生のほとんどが、「就職活動」という一大イベントに参加しますが、就職活動に取り組む学生の全員が、一度は抱える疑問があります。
それは、「どうすれば内定をもらえるようになるのか?」というもの。
この普遍的かつ最大の疑問への問いは非常に多岐にわたりますが、あえて一言で表すならば、以下のようになるでしょう。
「内定をもらえる人の特徴を知り、その特徴や行動をコピーすること」。
そこでこの記事では、「内定をもらえるようになりたい!」と願っている全就活生の思いを叶えるため、内定をもらえる人の特徴を徹底的に解説していきます。
目次
内定をもらえる人の特徴25選
「内定をもらえる人の特徴」と一言で言っても、その実態を端的に表現することは非常に困難です。
この記事では、内定をもらえる人の特徴を25個にわかりやすくまとめました。
自己分析&業界・企業研究編、ES&筆記試験編、面接編、戦略編、マインド編の5種類に分けて、詳しく解説していきます!
自己分析&業界・企業研究編
自己分析<と業界研究、企業研究を深めることで、ガクチカや自己PRで語る内容が整理されていく、自分の適性に合った業界、企業を選べるというメリットがあります。
そのため、自己分析や業界研究、そして企業研究をどこまで突き詰めることができたかが、就活の進捗に大きく影響を与えるのです。
内定をもらえる就活生の特徴(自己分析、業界・企業研究編)は、3つあります。
1. 徹底した自己分析を行なっていて、就活の軸が固まっている
自己分析を深く突き詰めることで、自分の価値観や、強み弱み、自分がやりがいを感じられる瞬間などを理解することが出来るはずです。
それをもとに、就職活動のときに絶対に譲れない基準である、「就活の軸」を決めてしまいましょう。
ちなみに、自己分析をするときには、自分史を書くことがおすすめです。
自分の過去の行動や遭遇した出来事を、時系列順にまとめたものです。
今までの経験を棚卸しすることで、自分が今まで頑張ってきたことや、自分の価値観を整理することが可能になるため、深く自分について知ることが出来ます。
2. 業界・企業研究を徹底していて、企業について深く知っている
「この業界でなければだめな理由」「この企業でなければだめな理由」を自信を持って言い切れるように、企業HPやニュース、新聞を読んだり、OB訪問をしたりして、積極的に情報を集め、会社への理解を深めましょう。
情報を集めた後は、「なぜ自分はこの点に惹かれたのだろう」、「この企業の説明会はイマイチだったな、なぜだろう」となぜなぜ攻撃を繰り返すことで、志望動機をより強固なものにすることができます。
3. 志望する職種が決まっている
希望する職種を聞かれたときに、「何でもやります!」とだけ答える人と、「何でもやる覚悟ですが、特に営業に興味があります。なぜなら…」と答える人がいたら、後者のほうが、入社後のイメージができているとみなされ、高評価を受けるはずです。
実際に働いている社員さんの声を聞くことで、「自分が働いているイメージ」を膨らませていきましょう。
また、職種を希望する理由に、自分の強みを絡められたら、説得力が増します。
ES&筆記試験編
ESや筆記試験の段階でつまずいている学生は、これから紹介する対処法を実行に移すことで、通過率が上がるはずです。
実際に会わせてもらえないまま、ESや筆記試験で落とされてしまうなんてことがないように、万全の対策をしていきましょう。
内定をもらえる就活生の特徴(ES&筆記試験編)は、以下の4つです。
4. ESを丁寧な字で書き、丁寧に扱っている
手書きのESや履歴書を面倒だからといって、走り書きで適当に済ませてはいませんか?
そのようないい加減な思いは文字に現れていますよ。
ゆっくり丁寧に字を書くこと、誤字脱字をなくすことに注力してください。
「書き直すのが面倒くさい」という投げやりな思いが透けて見えるので、書き損じを修正液で訂正することも、極力やめておきましょう。
また、ESや履歴書にコーヒーのシミがついたり、グシャグシャにしてしまったりしたときには、必ず新しいES、履歴書に書き直すようにしてください。
もし、その汚れたESをそのまま提出した場合、受け取った社員さんは「この学生はがさつだ」と思うに違いありません。
5. 結果に至るまでの過程を具体的に記述し、自分だけの自己PRを作っている
多くの学生がアピールするエピソードは、「居酒屋のアルバイトで売上アップに貢献した」、「サークルで合宿係を務めた」など、月並なものが多いです。
エピソードの結論だけを見ると、同じような経験をした人はごまんといるでしょうし、他の学生と差別化することができないように思えます。
ただ、その結論に至るまでの過程には、人それぞれ違ったエピソードがあるはずです。
結論というよりはそこまでの過程を具体的に説明することで、自己PRに独自性が出ますし、何より自分の人柄や価値観を伝えることができます。
6. 企業や業界ごとに自己PRと志望動機を見直している
「志望動機を企業や業界ごとに書き分けることは理解できるけど、自己PRは1つでいいんじゃないの?」と思った人がいるかもしれませんね。
しかし、自己PRもいくつか用意しておいて、企業・業界ごとに書き分けるのがベストなのです。
なぜなら、それぞれの業界が求める人物像は異なっているため、すべての業界に同じ自己PRをしてしまうと、ある業界には刺さっても、他の業界には全く刺さらないということがあるからです。
これだけではよくわからないかもしれませんね、具体例を挙げて説明しましょう。
例えば、証券会社の営業マンとコンサルティングファームを併願している学生がいたとします。
その学生は、両方の業界に「達成することが不可能に思われた課題を、気合と根性で達成したというエピソード」をアピールしました。
その結果、証券会社には受けが良かったですが、コンサルティングファームには受けず、ことごとくESで落ちてしまいました。
なぜでしょうか?
その理由は、2つの業界が求める人物像が、全く異なっていたからです。
一般的に、証券会社の営業マンにはストレス耐性や目標達成能力が求められる一方で、コンサルタントには論理的思考力が求められるます。
そのため、この場合には、証券会社には「達成することが不可能に思われた課題を、気合と根性で達成したというエピソード」、コンサルティングファームには「論理的思考力を生かして問題解決したエピソード」というように自己PRを業界ごとに書き分けることで、ESの通過率は飛躍的に向上するでしょう。
7. 適性検査の勉強をきちんとしている
適性検査は、就活の中で唯一明確な答えがあるものです。
そのため、やればやっただけ成果が出ますし、やらなければ成果は出ません。
最低でもSPI、玉手箱の勉強はきちんとやっておきましょう。
適性検査で落とされてしまう確率はグッと低くなるはずです。
面接編
「面接まではいけるんだけど、毎回途中で落とされてしまう…」という人は、これから解説する対処法を実践してみてください。
面接まで進めたあなたなら大丈夫、内々定はすぐそこですよ!
内定をもらえる就活生の特徴(面接編)は、8つあります。
8. 面接の場数を踏んでいて、面接に慣れている
面接は「慣れ」が肝心です。
最初は緊張して思い通りに話せないかもしれませんが、回数を重ねるごとに緊張しなくなって、自分の伝えたいことをすらすらと言えるようになります。
面接の場数を踏む方法としては、具体的に以下の2つがあります。
- 就活解禁の3月以前から、インターンの選考やベンチャー企業の本選考を受けたり、解禁以降に、いろいろな企業の面接を受けたりする
特にベンチャー企業の本選考は、ESの選考が緩く面接に進みやすいのでおすすめです。
また、あまり興味のない企業でも、慣れるための訓練だと思って面接を受けることで、経験値を蓄積していくことができます。 - キャリアセンターで模擬面接をしてもらったり、自宅で一人模擬面接をしたりする
キャリアセンターの職員に相手をしてもらうときは、必ずフィードバックをもらうようにしましょう。
一人模擬面接をするときは、その様子をスマホで録画することで、面接中の自分の癖を可視化できます。
9. ESの内容を丸暗記するのではなく、伝えたいことの要点を覚えている
面接と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、その本質はあくまで「会話」です。
会話する内容を丸暗記していると、コミュニケーションが不自然になってしまうので、ガチガチに暗記していかないようにしましょう.
その方が自然にやり取りできますよ。
ただ、「話す内容を全く覚えていかない状態だと、当日に頭が真っ白になってしまいそう」という心配もありますよね?
そこで、絶対に伝えたいことだけを箇条書きにして覚えていくという方法を勧めます。
そうすることで、自分の言いたいことを自然なコミュニケーションの中で伝えることが出来るようになるはずです。
10. 質問されたことに対して、適切な答えを返している
質問に対して的外れな回答をしてしまうと、「コミュニケーション能力や論理的思考力が弱いのかな?」と面接官に思われてしまいます。
そこで、質問内容がよくわからなかった場合は、無理やり回答するのではなく、「今の質問は、〇〇という内容ですか?」というように一度確認することを意識してみてください。
的外れな回答をしてしまう可能性が格段に下がると思います。
ただ、あまりにも聞き直す回数が多いと、それはそれでコミュニケーション能力がないとみなされてしまうので、聞き直す回数は控えめにしてください。
11.「第一志望」と思いこんで全ての面接を受けている
企業への熱意が面接で重視される以上、企業側は、面接から熱意を感じられない学生を採用することはありません。
そして、「滑り止め」と考えて面接を受けている学生は、面接官からしてみれば何となく分かるものです。
そのため、第一志望以外からも内定を獲得するために、学生は、受ける企業全てを「第一志望」と思いこんで面接を受け、その場で熱意をアピールする必要があります。
「弊社が第一志望ですか?」と質問されたときには、嘘であっても「第一志望です!」と元気よく即答しましょう。
12. 逆質問を有効活用している
「最後になにか質問はありますか?(逆質問)」は、企業への熱意が一番反映される質問だと言われています。
なぜなら、きちんと業界研究・企業研究をしていないと、筋の通った質問をすることができないからです。
そこで、企業HPに載っている情報を聞くのではなく、自分で調べた情報を踏まえて、一歩踏み込んだ質問をしましょう。
そうすれば、「この学生は弊社のことをよく調べてくれている」と思ってもらえますし、強い入社意欲を示すことが出来るはずです。
また、逆質問のときに伺った内容を、次回以降の面接のときに話すことで、「前の面接で話したことをキチンと覚えてくれている=この学生は優秀で、入社意欲が高い」と思ってもらえるため、逆質問を有効活用しない手はありません。
くれぐれも、「何もありません」とは答えないようにしてください。
13. 大きな声でハキハキ話している
面接の合否には、第一印象の良し悪しがかなり関わってきます。
要するに、面接官に「この学生は感じが良いな、一緒に働きたいぞ」と思わせれば良いわけです。
そこで、大きな声でハキハキ話すことを意識してみてください。
「話が聞き取りやすいし、元気な学生だ」という印象を面接官に与えることができ、「感じの良い学生だ、是非一緒に働きたい」と思ってもらえるはずです。
14. 身だしなみを整えている
スーツをクリーニングに出したり、髪型をセットしたりして、身だしなみを整えましょう。
身だしなみを整えることは、社会人としての基本的なマナーです。
女性は頑張りすぎてメイクが濃くならないよう、気をつけてください。
15. 表情豊かに、姿勢を正して面接に臨んでいる
常に微笑みをたたえていて、にこやかに話している学生は印象が良いです。
適度にボディランゲージを交えて話していると、必死さが伝わってきてなお良いでしょう。
また、姿勢も人の第一印象の形成に一役買います。
背筋を伸ばして、視線はキョロキョロさせずにキリッと前を向く、ということを意識するようにしてください。
戦略編
自身の能力や適性にあった戦略を立て、就活に臨んでいる就活生は、一般的に内定をもらいやすい傾向があります。
優れた戦略にのっとって、自己分析や業界・企業研究、ES、筆記試験、面接の対策を行うことが、内定獲得への一番の近道になるのです。
内定をもらえる就活生の特徴(戦略編)は6つあります。
16. 就活の準備を早く始めている
2018年現在、就活解禁は大学3年生(修士1年生)の3月ということになっていますが、解禁と同時に説明会が一斉に始まり、そのままES提出ラッシュや面接と続きます。
そのため、就活解禁と同時に就活を始めていてはやるべきことが多すぎて間に合いません。
そこで、就活解禁の3月以前から就活の準備をしておくと、解禁以降の負担を減らすことができ、結果的に内定をもらいやすくなるのです。
3月1日を迎える前に、以下の6つは絶対にやっておきましょう。
・自己分析
・業界研究
・自己分析、業界研究の結果を踏まえて、志望企業の選定及びそのランク付け
・ESの型を作っておく(ガクチカ、自己PRは絶対に済ませておくこと)
・筆記試験(SPI、玉手箱)の勉強
また、以下の4つも、余裕があればやっておくと良いと思います。
・OB訪問
・GD、面接の練習
・資格(特にTOEIC)の勉強
就活はいつから始める?就活解禁の3月スタートでは遅く不利な理由
17. 受ける企業の数を増やしている
受ける企業の絞りすぎ&選考の受けなさすぎは、無い内定へまっしぐら。
絞り過ぎずに少し視野を広げてみることで、受けられる企業の数が増えますし、それに伴って内定をもらえる可能性も上がるはずです。
以下の2つの方法を試すことで、持ち駒を増やしましょう。
- 大学のキャリアセンターに求人を出している企業から探す
その企業は「この大学の学生がほしい」と考えて求人を出しているわけですから、学生と企業のニーズはマッチしています。 - 自分の就活の軸に合致する他の業界、企業がないか探してみる
たとえば、「人々の生活を支えたい」と考えて食品メーカーを志望している学生は、人々の生活に不可欠なサービスを提供している銀行やインフラ(電力会社、ガス会社)も視野に入れられることができます。
「輸送機器を世に広めて世の中を豊かにしたい」と考えて大手自動車メーカーを志望している学生は、中小の自動車部品メーカーにも目を向けてみましょう。
ただ、視野を広げるとは言っても、「数を打てば当たる」という精神で闇雲に企業を受け続けるのは良くありません。
自分の興味や適性にあった業界、企業を受けるようにしてください。
18. 競争率の低い業界、企業にも目を向けている
食品メーカーや銀行などの、競争率の高い業界から内定をもらえる優秀な人は、ほんの一握りだけです。
そのため、入社難易度の高い企業ばかり見ていて内定がないという学生は、自分の客観的評価(学歴や課外活動など)を把握して、競争率の低い業界、企業にも目を向ける必要があります。
具体的な業界名を出すと、最終消費者とは馴染みが薄いBtoBのメーカーは、知名度や人気がBtoCと比べて低く、穴場と言えるかもしれません。
また、人手不足にあえいでいる小売、飲食、介護、運輸、建設業界なども競争倍率は低いです。
1社から内定をもらうだけで精神がだいぶ楽になるので、まだ内定をもらえていなくて悩んでいる学生には、選り好みせずにとりあえず1社内定をとることを勧めます。
19. 自分の性格、適性に合った業界、企業を受けている
就活は、学生と企業のマッチングである以上、いくら学生側が「入社したい!」と望んでいても、企業側が「この子はちょっと…」と思ってしまったら、その学生は選考に落ちてしまいます。
そのため、まだ内定をもらっていない学生は、「自分がやりたい仕事」だけではなく、「自分に向いている、自分ができる仕事」にも目を向けることが必要なのです。
「自分に向いている、自分ができる仕事」を見つけるためにも、自己分析を徹底して、自分の価値観や強み、弱みを改めて振り返るようにしてください。
20. 面接の振り返りを行っている
面接の後には必ず、聞かれた質問とそれに対する自分の答え、うまく答えられなかった質問に次はどう答えるかなどをノートにまとめて、振り返りをするようにしましょう。
そうすることで、次回以降の面接の対策になりますし、自己分析にも繋がります。
また、振り返りは面接を受けてからすぐに行うようにしてください.
日数が空いてしまうと、質問内容や自分の回答について忘れてしまうからです。
あと、些細なことなのですが、面接中にこっそりとテープレコーダーで録音しておくと、振り返りの際に便利です。
21. キャリアセンターの職員や就活エージェントからダメ出しを受けている
就活の難しいところは、「自分のどこが足りなかったのか」を明確に知ることができないことです。
今まで自分を散々落としてきた企業は、「お祈りメール」だけはご丁寧にくれても、落ちた原因をフィードバックしてくれることはなかったはず。
そのため、学生は自分の欠点がわからないし、改善しようがありません。
しかし、その欠点が改善されぬまま残っているのは確かなので、欠点を改善しないままだと、選考にも落ち続けてしまい、更に自信を失ってしまいますよね。
そんなとき、キャリアセンターの職員や就活エージェントの存在が役に立ちます。
ESや面接に関して彼らからアドバイスを受けることで、プライドは傷つけられるかもしれませんが、自分の本当の欠点について知ることができるのです。
「自分の欠点はこれだ」と明確に突きつけられるのは辛いことなので、逃げ出したいと思うかもしれません。
ただ、このようなつらい思いをして自分の欠点を自覚し、改善することでしか、明るい未来を切り開くことができないので、「ここを踏ん張れば望んだ未来をつかめる」と考えて、耐え抜いてください。
マインド編
ここまでの21の対処法を読んできたあなたは、ほとんど全ての疑問をすでに解決していることでしょう。
ただ、内定獲得者になるためには、心を整えて、万全な状態で選考に臨む必要があるので、内定をもらうことができる人のマインドを理解しておくと良いです。
最後に、内定をもらえる就活生の特徴(マインド編)を4つ紹介します。
22. 自信を持っている
「自分を採用しないで誰を採るんだ」とドーンと構えている学生の方が、企業からみても魅力的に映ります。
無理矢理にでも自信を取り戻すことで、「自信を持つ→面接がうまくいく→更に自信がつく」という好循環が生まれるので、やはり自信は持つべきです。
ただ、「選考に落ち続けていることもあって、自分に自信が持てそうにないんですが…」という人もいるかもしれません。
そんな人には、どんなに些細なことであっても、自分を褒めるということを意識してほしいです。
たとえば、頑張ってESを書いただとか、早起きをキチンとして説明会に行けただとか、どんなに小さなことでもいいので、就活を頑張っている自分を認めてあげてください。
そうすることで、自己肯定感が高まり、自然と自信を持てるようになるはずです。
23. 相手の視点に立って考えている
例えば、面接官の立場に立って考えてみると、質問の意図がわかることがあります。
また、企業の立場に立って考えてみると、「この会社は今後海外進出を展開していくから、語学力に長けている人やチャレンジ精神溢れる人を欲しがっているだろう」というように、企業全体の採用戦略について、見えてくるかもしれません。
このように、相手の立場に立って物事を考えてみることで、相手のニーズを知ることが出来ます。
そのニーズに合わせて自分をPRすることで、内定をもらえる確率も上がるでしょう。
24.「自分も企業を選んでいる」という意識を持っている
就活を長い間続けていて、いろいろな企業から落とされ続けているうちに、「企業は学生のことを選別している、学生が企業を選ぶことなんてできない」と考えてしまうかもしれません。
しかし、これは、半分正しくて半分間違っています。
なぜなら、企業が学生を選んでいると同時に、学生も企業を選ぶ権利があるからです。
そもそも、私たちが就活をしているのは、「内定」をもらうためではありませんよね?
内定をもらった企業に入社してそこで働くために、自分の生活や他の人の生活を豊かにするために、自分の夢を叶えるために就活をしているはずです。
「自分たちも企業を選んでいるんだぞ」という視点は、決して忘れないでください。
25.「この会社で働きたい」と心から思っている
どれだけ上辺を取り繕ってしまっても、やはり最後は本心がにじみ出てしまうものです。
「ここで働きたい」と心から思えない企業から、内定をもらうことはできません。
そのため、心の底から働きたいと思える会社と出会って、その会社に自分の思いの丈をアピールするということが、内定を獲得するための唯一の方法なのです。
それでも「内定をもらえる人」になれない場合は…
さて、ここまでに紹介してきた「内定をもらえる人の特徴25選」をきちんと実践すれば、多くの人は内定をもらえるようになるはずです。
しかし、それでもなお、内定をなかなかもらえないという人がいるかもしれません。
その場合は、以下の3つの行動を取るようにしてください。
1. 内定をもらえない人の特徴を理解しよう!
なかなか内定をもらえない学生さんは、もしかしたら、知らない間に「内定をもらえない人の特徴」に当てはまっているかもしれません。
以下の記事を読んで「内定をもらえない人の特徴」を理解して、反面教師にしましょう。
就活で内定をもらえない人の特徴25選!内定が出ない原因を知ろう!
2. 大学在学中に内定を決めるなら、就活イベントに参加しよう!
「大学を卒業するまでに内定をもらいたい、だけど自分ひとりでは無理そう…」
そんな人には、就活サポート会社や就活エージェントに相談したり、エージェントが主催するイベントに参加することをオススメします。
就活イベントの中でも特におすすめなのは、就職エージェントのキャリアチケットが行っているイベント「キャリアチケットサミット」です。
毎回さまざまなテーマで企業が複数社集まり、ワークや座談会が開催されます。
参加企業の特別選考に乗ることができれば、早々に内定が出ることもあるので、是非参加していただきたいイベントです。
3. 卒業後も就活するのであれば、就活エージェントを頼ろう!
「卒論と就活の両立は無理だ、大学を卒業してからもう一回就活しよう…」
このように考える人もいるかもしれませんね。
しかし、既卒の就活では求人数が限られてくるため、独力で自分の希望通りの求人とめぐりあうことは困難です。
そこで、既卒や第二新卒を対象に就活支援を行っている、就活エージェントに頼ることをおすすめします。
ハタラクティブ、DYM就職、就職カレッジといった就活エージェントが、手厚くサポートしてくれるでしょう。
内定をもらえるようになるために、すべき3つのこと
ここまで、内定をもらえる人の特徴25選と、内定をもらえなかったときにとるべき行動について、解説してきました。
ありがとうございます。
ただ、内定をもらえる人の特徴の数が多すぎて、結局何がいちばん大切なのかよくわからなくなってしまいました…
たしかにそうですよね、それでは特に大切だと思う3点を紹介します。
1つ目は、事前準備。
3月1日の就活解禁までに、どれだけ自己分析や業界研究ができているか、SPIと玉手箱の勉強やESの内容をどこまで詰められているかなどが、3月以降の結果に大きく影響を与えますからね。
わかりました!2つ目は何ですか?
2つ目は、常に試行錯誤を繰り返していること。
ESで落ちてしまったり、面接が通らなかったりしたときに、「企業と合わなかっただけだ、次にいこう。」と軽く済ませないでほしいんです。
プロ野球の野村元監督の名言、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を意識して、常に選考の振り返りをするように意識してください。
なるほど!3つ目を教えてください。
最後は、自分に自信を持っていること。
自信を持っているか否かで、面接での話し方や就活への向き合い方は全く変わってきます。
就職活動の中で最も難しい「面接」を通過するには、自信を持つことが不可欠なんですよ。
ありがとうございます、私も今後の選考に、自信を持って臨みます!
この記事を読んでいるみなさんが、自分の志望している企業から内定をもらって、自身の夢を叶えられることを願っています。
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