就活を目前に控えた20卒の皆さん、周りの友人が口をそろえて「ES(エントリーシート)」と言い出して、焦ってはいませんか?
「そもそも ES って何?」
「どんなことが問われるの?」
「ES の書き方が分からない、やばい!」
ES(エントリーシート)がどのようなものか、どのように書けばいいのかが分からなければ、ES への拒否反応が生まれてしまいますよね。
しかし、就活では ES(エントリーシート)から逃れることはできません。
そのため、ES への苦手意識は、早いうちに払拭する必要があります。
この記事では、ES 初心者の皆さんを対象に、「ES がどのようなものであるか」「ES の書き方のコツ」を丁寧に解説していきます。
目次
ES とはエントリーシートのこと
まずそもそも、ES とは何なのでしょうか。
ES とは、「エントリーシート」の略語で、「就活で書類選考の課題として提出を求められる書類」のことを指します。
さて、この ES なのですが、バイトの面接のときに形式上持っていく履歴書のようなものかな、と思って侮ってはいけません。
ES(エントリーシート)の出来が悪ければ、バッサリと落とされます。
当然のことながら、書類選考に通過できなければ、筆記試験や面接といった選考の次のステップに進めません。
ES は応募者の数を絞り込むための、いわば足切りのツールなのです。
そのため、ES の出来不出来が就活の結果を変えるといっても過言ではないでしょう。
ES(エントリーシート)と履歴書の2つの大きな違いを紹介!
ES って書類選考の課題なんですよね。
それだったら、ES は履歴書と一緒なんじゃないですか?
いい質問だね。
確かに、その2つを混同してしまう就活生は多い。
だけど、ES と履歴書は全く違うものなんだ。
えー、どこが違うんですか?
今から、ES と履歴書の大きな違いを説明するね。
1. 問われているものが違う
履歴書では名前、住所、連絡先、学歴、志望動機などの「過去の自分の略歴」が問われます。
その一方で、ES では名前などの基本情報に加えて、自己PR や自分が学生時代一番力を入れたこと(ガクチカ)、志望動機、5年後のキャリアプランなどの「将来の自分や自分の人柄」が問われます。
履歴書と ES は、「過去の自分について問われているか」「現在、未来の自分について問われているか」という点で異なるのです。
また、履歴書は自分の基本情報を伝えるだけの書類ですが、ES は自分の人柄、熱意、将来性をアピールして、自分という商品を売り込む書類だとも言い換えられます。
そのため、書類選考では必然的に ES の方に比重が置かれることになるのです。
2. 入手方法が違う
履歴書は市販のものと学校指定のものがあるため、町のコンビニや大学の売店で購入できます。
その一方で、ES は購入することができず、企業の採用HPからダウンロードしたり、企業説明会で配布されたものを受け取ったりすることでしか、入手することができません。
このように、履歴書と ES は、市販のものがあるかないかという点で異なるのです。
また、ES は企業が作成しているため、あらかじめ質問が決まっている履歴書とは異なって、質問項目に企業ならではのアレンジが加えられています。
そのため、ES の質問項目には企業ごとにカラーが表れていて、ES で問われていることは、そのまま企業が知りたいことだとも言うことができるでしょう。
履歴書とESで質問項目がかぶったら、それぞれの回答に一貫性を持たせよう
企業によっては、履歴書と ES の両方の提出を義務付けることがあります。
そんな時、履歴書と ES の質問項目がかぶっていたら、皆さんどうしますか?
「まったく同じ内容を書いてもいいのかな…」と悩んでしまうかもしれませんね。
そんなときは、「それぞれで違うエピソードを書いて、一番伝えたいことには一貫性を持たせる」という選択肢がベストです。
たとえば、一番伝えたい自分の長所が「粘り強さ」だった場合、
- 履歴書
バスケットボールサークルでの経験。
試合のメンバーに選ばれなかったことで奮起し、自主的に練習日以外でも練習するなど粘り強く練習を重ねた結果、最終的にはメンバーに選ばれ、チームのベスト4入りに貢献した。 - ES
アルバイト先の居酒屋での経験。
アルバイトを始めた当初は動きが遅く、店長に怒られることが多かったが、店長を見返してやるとの思いで、店のマニュアルを徹底的に暗記。
その甲斐あって、大学1年の春から3年余り、粘り強く一つのアルバイトを続けている。
といったように、「粘り強さ」という最も伝えたい核となる部分は変えずに、「粘り強さ」を裏付けるエピソードを履歴書と ES で変えるのです。
すると、「粘り強さ」という自分の長所を裏付けるエピソードを2つも企業に提示することができ、自分の主張への信頼性をさらに高めることができます。
伝えたいエピソードが二つもないという場合には、1つのエピソードの書き方や切り口を変えてみましょう。
履歴書には伝えたいことの概要を書いて、ES には詳細を書くといった具合に、書き分けることも効果的です。
履歴書と ES で質問項目がかぶっている場合の、NGな解答例
その一方で、それぞれに無理やり2つのエピソードを書いて、回答の一貫性がとれていないのはあまりよくありません。
たとえば、履歴書では「自分の長所は伝統を守ってそれを後輩に伝えられることです」と書いていた人が、ES では「自分の長所は伝統をぶち破り、革新を起こせることです」と書いていたら、ES を読んだ人は「この学生は伝統的なのか革新的なのかどっちなんだ?」と混乱してしまいますよね。
履歴書と ES は、読む人が一読して「あなたがどんな人か」わかるように、回答に一貫性を持たせておきましょう。
また、まったく同じ内容を履歴書と ES に書くということもよくありません。
「この学生は自社の志望順位が低い」「熱意がみられない」とみなされてしまう可能性があります。
ES(エントリーシート)では何が問われるの?
ここまで、ES が何なのか、ES と履歴書はどのように違うのかを説明してきました。
しかし、ES がどんなものかが分かっても、ES では何を問われるのか、何を書けばいいのかが分からなければ、ES への不安は残ったままですよね。
そこで、次は ES でどのようなことが問われるのかを説明します。
ES で頻出の質問項目は、大きく分けて3種類あります。
1. 学生の能力と行動特性を問う質問
ES でよく問われる質問として、「あなたが学生時代一番力を入れたことは何ですか(通称:ガクチカ)」「自己 PR してください」がありますが、この二つは「学生の能力と行動特性を問う質問」に当てはまります。
この質問では、学生が自社で活躍できそうな能力を持っているか、この学生の人柄は自社の雰囲気にマッチするか、などがチェックされているのです。
この種類の質問項目は、具体的には以下のようなものがあげられます。
- あなたが学生時代一番力を入れたことは何ですか(通称:ガクチカ)
- 自己PRしてください
- あなたの長所と短所を教えてください
- あなたが最近一番感動したことは何ですか
- リーダーシップを発揮した経験を教えてください
「学生の人柄」は企業が知りたいこと第1位(92.9%)ということもあって、ES ではこれらの質問がよく問われます。
特にガクチカは、ES では問われないことがないというほど頻出の質問項目です。
事前にしっかりと対策しておきましょう。
2. 学生の熱意と志望度を問う質問
能力が高かったり、自社の雰囲気と人柄がマッチしていたりする学生でも、自社への熱意が感じられなかったら、人事の人はその学生を採用することはないでしょう。
現に、「その企業への熱意」は企業が知りたいこと第2位(76.1%)となっています。
自社への熱意を感じられない学生を振るい落とすために、「学生の熱意と志望度を問う質問」が ES に盛り込まれているのです。
この種類の質問項目としては、具体的には以下のものがあげられます。
- 弊社を志望する理由を教えてください
- この業界を選んだ理由を教えてください
- 就活の軸(働くうえで大切にしていること)は何ですか
- 弊社に入社した場合の、10年後のキャリアプランを教えてください
- 弊社に入社した場合、どのような職種につきたいですか
この中で頻出なのは、もちろん志望動機(弊社を志望する理由を教えてください)です。
しかし、実際に働いたこともないのに志望動機なんて書けるわけがない、と思うかもしれませんね。
そこで有効なのが、インターンシップやOB訪問。
インターンシップに参加したりOB訪問したりしたことを書いて、その経験から学んだことや感じたことを書き加えれば、説得力がある志望動機を書くことができます。
3. 学生の思考や知識力を問う質問
先述の学生の能力と行動特性を問う質問や、学生の熱意と志望度を問う質問は頻出なので、学生は比較的容易に対策することができます。
そのため、学生の能力や熱意を問うだけでは、学生の素が見えてこないという問題が発生してしまいました。
そのような背景から誕生したのが、3種類目の質問項目である「学生の思考力や知識力を問う質問」です。
この種類の質問項目としては、具体的には以下のものがあげられます。
- 最近気になるニュースを教えてください
- 当社の製品の売り上げを伸ばす施策を教えてください
- 日本の競泳人口とその算出方法を教えてください
これらの質問は、社会問題について日常的に自分の頭で考える習慣をつけることで、対策することができるでしょう。
ES(エントリーシート)を書く上でのコツ3選
ここまで ES で問われる内容を説明してきましたが、次はいよいよ、ES の書き方やコツの解説に入ります。
大きく分けると3つあるので、順を追ってみていきましょう。
1. 結論先行型の文章にしよう
いきなりですが、文章では結論が先に書かれている方が分かりやすいです。
そのため、結論先行型の文章を書くというのが ES を書く1つ目のコツです。
まず、内容はほぼ一緒である2つの例文を読んでみてください。
読んだ後に、どちらの文章の方がより分かりやすかったか、考えてみましょう。
イ 自分は駅前の居酒屋で働いています。その居酒屋は、働くメンバーの一体感がないために業務がずさんになっているという問題点を抱えていました。そこで自分は、メンバーに仲間意識を持ってもらうため、週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました。その結果、働くメンバーが一体感を持つことができ、業務も効率的に行えるようになったために、居酒屋の売り上げを10%上げることができました。このようなアルバイト経験が、自分が学生時代に最も頑張ったことです。
ロ 居酒屋でのアルバイト経験です。なぜなら、売り上げを10%アップすることに貢献したからです。自分は駅前の居酒屋で働いていますが、その居酒屋は、働くメンバーの一体感がないために業務がずさんになっているという問題点を抱えていました。そこで自分は、メンバーに仲間意識を持ってもらうため、週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました。その結果、働くメンバーが一体感を持つことができ、業務も効率的に行えるようになったために、居酒屋の売り上げを10%上げることができました。
おそらく、2つの文章を読んだ99%の方は、「ロの方が分かりやすい」と感じたのではないでしょうか。
なぜでしょうか?
その理由は、イでは質問に対しての答えが文末に来ているのに対して、ロでは質問に対しての答えが一番最初に来ているからです。
どちらの文章も、学生時代一番力を入れたことは「居酒屋のアルバイトで、売り上げを10%伸ばした」と答えています。
しかし、イの文章では「自分は駅前の居酒屋で~」と背景知識から説明しているため、パッと見ただけでは読み手には結論がわからず、冗長な印象を与えます。
その一方で、ロの文章では、文頭で「居酒屋でのアルバイト経験です。なぜなら、売り上げを10%アップすることに貢献したからです」と述べているため、読み手は「この学生は、自分のアルバイト経験について話したいんだな」とパッと見ただけで学生が伝えたいことを把握することができます。
この例から分かるように、質問に対しての答えや、自分が一番伝えたいことを文章の始めに持ってくる、結論先行型の文章構成にするだけで、わかりやすく簡潔な文章を書くことができるのです。
結論先行型の文章を書くためには、PREP 法を活用しよう!
しかし、「簡単に結論先行型の文章が書けたら苦労しないよ」という声も聞こえてきそうですね。
そんなあなたは、PREP法で文章を書いてみてはどうでしょうか。
PREP 法とは、Point → Result → Example → Point、すなわち「結論→結論に至る理由→理由の根拠となる具体例→結論」という文章の型のことを言います。
先述のロの文章をPREP法に当てはめてみると、次のようになりました。
- Point:居酒屋でのアルバイト経験です。
- Result:なぜなら、売り上げを10%アップすることに貢献したからです。
- Example:自分は駅前の居酒屋で働いていますが、その居酒屋は、働くメンバーの一体感がないために業務がずさんになっているという問題点を抱えていました。そこで自分は、メンバーに仲間意識を持ってもらうため、週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました。
- Point:その結果、働くメンバーが一体感を持つことができ、業務も効率的に行えるようになったために、居酒屋の売り上げを10%上げることができました。
また、具体例のところで、自分の行動の動機を書いたり、最後に結論を書いた後、自分が今後どうなっていきたいか(例えば、周りの人を巻き込む力を貴社の業務でも生かしていきたいですなど)を書いたりすることで、より質の高いES を完成させることができます。
どうでしょう、少しは自分でも書けそう、と思えるようになったのではないでしょうか。
2. 具体的に書こう
ES を書くコツの2つ目は、具体的に書くことです。
ES を読む人事の人は学生のことを何も知らない上に、ES という紙切れ一枚のみで学生を判断します。
あなたのことを何も知らない人事の人に、あなたという人間の人柄、熱意、将来性を自分の言葉でわかりやすく伝えなければならないのです。
そのため、抽象的な表現から一歩踏み込んで、具体的にエピソードを述べることが求められます。
具体的に書くためには、曖昧な表現を避けよう!
どのように書けば具体的な文章になるのかを説明するため、今回もまた2つの例文を挙げて説明しましょう。
どちらの文章の方が分かりやすいでしょうか。
ハ 居酒屋でのアルバイト経験です。なぜなら、売り上げをアップすることに貢献したからです。自分は居酒屋で働いていますが、その居酒屋は、業務がずさんになっていてクレームが多いという問題点を抱えていました。そこで自分は、持ち前のコミュニケーション能力を生かして精一杯頑張りました。その結果、アルバイト先の売り上げアップに貢献しました。
ニ 居酒屋でのアルバイト経験です。なぜなら、売り上げを10%アップすることに貢献したからです。自分は駅前の居酒屋で働いていますが、その居酒屋は、働くメンバーの一体感がないために業務がずさんになっていてクレームが多いという問題点を抱えていました。しかし、それでも精一杯接客する店長の姿を見て、自分は日ごろお世話になっている店長の力になりたいと考えました。そこでメンバーに仲間意識を持ってもらうため、週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました。その結果、働くメンバーが一体感を持つことができ、業務も効率的に行えるようになったために、居酒屋の売り上げを10%上げることができました。
ハの方が少ない文章量で、PREP 法にのっとって書いているため、優れた ES だと答える人もいるかもしれませんね。
しかし、残念ながらハの文章は ES に慣れていない学生が書いてしまいがちな ES の失敗例なのです。
ニの文章を見てみると、「週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました」と具体的に描写されていて、初めて読む人にとっても、イメージしやすい文章になっています。
一方、ハの文章を見てみると、「週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました」という表現が、「持ち前のコミュニケーション能力を生かして精一杯頑張りました」という抽象的な表現に言い換えられています。
「コミュニケーション能力」や「精一杯頑張りました」と書いてあるため、この学生が頑張ったことは伝わりますが、どうやってコミュニケーションをとったのか、どのように工夫して頑張ったのかなどは全く伝わってきません。
具体的に自分のことを伝えるために、言葉の定義が広範囲にわたったり、抽象的だったりする曖昧な表現を使うことは極力避けましょう。
具体的にいざ書こうとすると面倒で、曖昧な表現に逃げる方が確かに楽ではありますが、自分の言いたいことが十分に伝わらない以上、曖昧な表現に頼りっきりな ES の通過率は必然的に低くなってしまいます。
具体的に書くには、5W1H情報を盛り込もう!
曖昧な表現に頼らずに書くこと以外にも、文章を具体的に書くコツはあります。
その一つに、5W1H(What,Why,Where,When,Who,How)情報を文中に盛り込むということがあげられるでしょう。
ニの文章から5W1H情報を抽出してみると、以下のようになります。
- Where:駅前の居酒屋
- Why:自分は日ごろお世話になっている店長の力になりたいと考えました。
- What:働くメンバーの一体感がないために業務がずさんになっていてクレームが多いという問題点を抱えていました。
- How:そこでメンバーに仲間意識を持ってもらうため、週に1回飲み会を開き、業務の問題点や改善点を議論しました。
5W1Hという要素のおかげで、より具体的な文章を作成することができるのです。
具体的に書くためには、数字や固有名詞を使おう!
数字や固有名詞という存在も、具体的な文章を作るうえで、キーポイントになります。
例として、ハの文章とニの文章の冒頭を比べてみましょう。
ニ 居酒屋でのアルバイト経験です。なぜなら、売り上げを10%アップすることに貢献したからです。
二つの文章の違いは、10%という数値が入っているか否かだけですが、量的指標をベースに説明がなされているので、ニの文章の方が信憑性が高いと感じられるはずです。
3. 企業の求める人物像に寄せて書こう
さて、ここまで ES を書くコツとして、結論先行型の文章にすること、具体的に書くこと、という2つを説明してきましたが、最後に3つ目のコツについて話します。
それは、企業の求める人物像に寄せて書くということです。
これだけ聞くと、「企業に合わせて書く内容を変えるなんて、自分の中の軸がぶれてしまうのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。
しかし、こう考えてみてください。
あなたのセールスポイントは、本当に一つしかないのでしょうか?
そのようなことはないでしょう、例えばみんなをまとめるリーダーシップをアピールしようとしていた学生でも、みんなを巻き込んで新しいことを始めたエピソードがあるかもしれませんし、誰も見ていない中人知れず泥臭い努力を続けた経験があるかもしれません。
その場合、リーダーシップのある人を求めている企業にはリーダーシップをアピールし、革新的なベンチャー企業には新しいことを始めたエピソードを話し、堅実な人を求める企業には泥臭い努力をつづけた実直さを話せばいいのです。
「自分はこのような人間なのだ」とがちがちに決めつけるよりは、多少は幅を持たせていた方が、柔軟に対応できるのではないでしょうか。
無理やり企業の求める人物像に寄せるのはNG!
しかし、そうはいってもやってはいけないことが1つあります。
それは、「企業の求める人物像と自分の人柄がまったく一致しない場合に、無理やり自分を企業が求める人物像に寄せてしまうこと」です。
ES は通過してしまえば終わりではなく、最終面接まで使用されることになります。
そのため、真っ赤なウソで自分を取り繕ってしまった場合、ES は通過しても面接でぼろが出てしまうでしょう。
万が一入社できたとしても、自分の人柄と企業の環境のギャップに苦しむ可能性は高いでしょうし、選考突破のために企業の求める人物像に無理やり寄せることは得策ではありません。
実際に通過したESが無料で見られる「就活ノート」も参考になります!
エントリーシートの書き方に迷ったら、就活生がつくる就活生情報サイト「就活ノート」の通過エントリーシート実例がとても参考になります。
就活ノートには実際に通過したエントリーシートが、企業名とともに2000件以上も掲載されています。
もしかしたら、あなたが就職希望する企業に通過したエントリーシートが見られるかもしれませんよ。
しかもすべて無料で見られるので、ぜひエントリーシートを書く際に参考にしてください!
ES(エントリーシート)を書くコツを理解して、落とされない ES を完成させよう
ここまで3つの ES を書くコツを説明してきましたが、その根底にあるのは、1つの共通した考え方です。
それは、「いかに落とされない ES を書くか」という考え方です。
人気企業であれば応募者数は数千人から数万人にのぼるため、1枚の ES を読むのに長い時間をかけられません。
そのため、結論が後出しで書かれている、内容が抽象的な ES では、人事の人は読む気力が起きずに、選考で落とされてしまうということは想像できますよね?
「結論先行型で、具体的かつ企業の求める人物像に寄せて書かれている、簡潔でわかりやすい ES」を目指すことが、「落とされない ES」を完成させる唯一の答えなのです。
また、ES の評価軸は、「学生の行動の内容と、行動内容の見せ方」と言えます。
突飛な経験をしていなくともかまいません、その経験の表現方法を少し変えるだけで、あなたへの評価はぐっと高まります。
さあ、この記事を読んで ES の書き方を学んだ皆さん、ES の通過率をぐーんと上げて、選考を有利に進めましょう!
新卒向け就活エージェント キャリアスタート
「なかなか内定が決まらない」「自分に合った職業・職種がわからない」と悩んでいる方、新卒・既卒向けの就職支援サービス「キャリアスタート」に相談してみませんか?
「キャリアスタート」は、マンツーマンで20代の就職活動をサポートしてくれる就活エージェントです。
これまで3000人以上の就職支援を行ってきており、入社後の定着率が92%と高い定着率を実現しています。
キャリアスタートのサポートは、就職活動の相談と企業の紹介だけでなく、履歴書やエントリーシートの添削、面接対策にも対応しており、これらのサポートが無料で受けられます。
さらにキャリアスタートのメリットは、内定までの期間がとてもスピーディー!最短2週間で内定ゲットできる可能性もあります!
相談はZoomまたは電話でできるので、全国どこに住んでいても利用可能です。