転職で年収アップ

転職をするごとに年収が下がる、新卒で勤めた会社が一番大手で給与が良かった、などという話はよく聞きます。

そんな話を聞くと、

「年収が下がるなら転職しない方がいいのかも」
「年収下がるのを覚悟で転職するしかないのかな」

と考えてしまいますね。

でも、転職で必ずしも年収が下がるわけではないのです。

今まで積んできたキャリアを転職に活かせることができれば、年収アップも夢ではありません。

年収アップすれば、プライベートの楽しみも増え、仕事のモチベーションも上がります。

せっかく今までがんばってキャリアを積んできたのですから、年収アップの転職にチャレンジしましょう。

今回は、転職で年収が上がる人の割合、転職で年収が下がるわけ、転職で年収アップする方法、年収交渉の仕方などをお伝えします。

転職で年収アップする人はどれくらい?転職で年収アップする人の割合

転職で年収がアップする人の割合を見てみましょう。

厚生労働省「直前の勤め先及び現在の勤め先の状況」によると、男女・年齢の区別なく全体で、増加した40.4%、減少した36.1%、変わらない22.1%となっています。

増加 減少 変わらない
38.0%
37.3%
23.0%
43.6%
34.5%
20.7%

男女別で見ると女性の方が男性に比べて年収が下がりにくい傾向にあることが分かりますね。

これは、女性が転職をする際に、年収が下がらないことを条件に再就職先を探すからだと思われます。

「20代女性の転職について」

次に、年齢別に見てみましょう。

増加
減少
変わらない
20~24歳
43.6%
24.0%
26.7%
25~29歳
47.1%
31.5%
20.5%
30~34歳
44.4%
32.9%
22.2%
35~39歳
43.3%
33.1%
22.2%
40~44歳
43.7%
33.0%
21.8%
45~49歳
36.2%
39.3%
23.7%

年齢別で年収が増加したと答えた人が一番多いのは25~29歳の層、次いで40~44歳の層です。

45~49歳になると増加した人より減少した人の割合の方が高くなります。

坂本 勇治

年収アップのための転職は44歳まで!ということですね。

古閑 美貴

転職して年収アップするのは若い世代というイメージだったから、40~44歳の割合が高いのは意外でした!

池上 彰子

そうですね。

35歳転職限界説という言葉の通り、転職は30代までにという認識を持つ人が多いですが、40~44歳で年収アップの転職ができた人は43.7%と多いことは確かに驚きです。

ところで、40~44歳の層にはもうひとつ、特徴的なことがあるんですよ!

坂本 勇治

どんな特徴ですか?

池上 彰子

それは、年収の増加と減少の割合を見てみましょう。

3割以上の増加 1割~3割増加 1割未満増加 3割以上減少 1割~3割減少 1割未満減少
20~24歳
7.5%
19.4%
16.7%
2.5%
12.8%
8.7%
25~29歳
8.2%
22.9%
16.1%
6.3%
15.5%
9.7%
30~34歳
9.4%
20.9%
14.2%
6.2%
17.4%
9.3%
35~39歳
8.4%
18.6%
16.3%
9.4%
15.6%
8.1%
40~44歳
10.0%
20.0%
13.5%
7.9%
16.7%
8.5%
45~49歳
9.6%
17.5%
9.0%
10.8%
17.4%
11.2%
池上 彰子

年収UPした人の割合が一番多い25~29歳で見ると、1~3割の増加が多く22.9%となっています。
40~44歳では3割以上の増加が10%。
各年代の中でも3割以上の増加が最も多いのは40~44歳の世代ということが分かるでしょう?

古閑 美貴

どうして40~44歳は年収アップ率が高いんですか?

池上 彰子

今までのキャリアが買われて転職後の職場で役職に就く人が多いこと、
家族を養う必要があって年収を下げる転職はしないことが、その要因と考えられています。

坂本 勇治

年収アップの転職にはキャリアが重要というわけですね。

池上 彰子

そうですね。
ちなみに賃金や役職は応募者の何を見て決められるか知っていますか?

古閑 美貴

やっぱり経歴じゃないですか?

池上 彰子

正解です。
厚生労働省「転職者実態調査の概要転職者の採用状況より」によると、転職者の採用にあたり最も重視した事項は「これまでの経験・能力・知識」が71.4%で最も多いことがわかりました。
その後、年齢、免許・資格と続きます。

これまでの経験・能力・知識 71.4%
年齢 46.3%
免許・資格 35.9%
前職の賃金 26.2%
学歴 12.7%
前職の役職 5.2%
坂本 勇治

だから40~44歳で年収アップの転職が有利なんですね。

古閑 美貴

40代でも年収アップの転職ができる可能性があるなんて知らなかった!
充実した40代を送るためにどんどんキャリアを積むぞー!

転職で年収が下がる理由はキャリア不足だけではない

年収アップの転職には、キャリアが重要ということが分かりました。

ということは、転職で年収が下がる人は経験やキャリアが足りない、ということになります。

しかし、経験不足という理由以外で年収を下げてしまう人もいます。

経験不足以外で年収が下がる人の特徴は次の6つです。

  1. 上司と合わない、ノルマがきついなど「今の環境から逃げたい」という思いで退職し、気楽に働けることを重視して待遇を気にせず再就職する人。
  2. 月給のみで決めた場合。
    この場合、インセンティブが給与の大半を占めていたため、賞与・インセンティブなどを含めると前職より年収が下がっていた、ということが起こりがちです。
  3. 短期間に転職を繰り返す人。
    短期間で辞めてしまうのでキャリアが積めず、「採用してもすぐに辞めそう」と思われてなかなか採用してもらえない→条件を下げる→年収が下がるの悪循環を繰り返します。
  4. 給与交渉をしない場合。
    「給与交渉をすると採用されないのでは?」と思ってしまったり、自分のキャリアに自信がない、等の理由から給与交渉をしない人です。
  5. 自分の適正価格がわからない人。
    主に就職氷河期の世代がこの対象です。
    最初の就職で妥協しているので給与額設定が適正でない人が多いようです。
    年収が低いのがデフォルトのため適正の年収でないまま転職を繰り返します。
  6. 働く環境のみで再就職先を決める場合。
    「女性の多い職場がイヤだったから女性が少ない職場へ」といったように、働く環境を第一に考えて再就職を決めると、年収が下がっても転職することがあります。

このように、一時の感情、一部の情報のみで決めてしまうとあとで後悔するかもしれません。

金銭面では賞与や昇給、福利厚生などいろいろな情報を見て決めることが大切です。

ただし、やりがいや余暇を重視して転職する場合や、今の職場より規模の小さい会社に転職して管理職を目指すなど、あえて年収を下げる転職をする場合は、本人が納得して行っていることなので、転職成功といえます。

年収はアップしたけど転職は失敗?年収アップの落とし穴

困っている男性

この章では、年収アップにこだわるあまりに、やってしまいがちな失敗を紹介します。

  • 住宅メーカー・不動産販売・証券・保険・貸金業など金融系の年収の高い業界で働く。
    ノルマの厳しいところがほとんどです。
    ノルマが達成できなければ提示されていた金額がもらえず結果、給与は下がります。
  • 基本給は上がったが住宅手当・扶養手当・車両手当などの手当がなくなり支給額が減った。
    年齢や職歴に関わらず成果や業績に沿って報酬を出す「成果主義」の会社が増え、同時に住宅手当や家族手当を廃止する会社が増えました。
    福利厚生もしっかり確認しましょう。
  • みなし残業代に注意!
    基本給に残業手当が含まれている場合、残業手当分より多く残業しなければいけないハードな環境である可能性があります。
    プライベートな時間もある程度確保したい、という人は事前に確認するとよいでしょう。
  • 年俸制に注意!
    年俸以外の手当・賞与がない場合、年俸と別でボーナスがある場合、年俸÷12=月収ではなく、年俸÷14で6月と12月に2ヶ月分支払う会社もあります。
    月給に換算すると金額が下がっていた、ということがないよう面接時に確認を。

このように、年収だけを見て転職先を決めると、ハードな勤務や連日の残業に絶えきれず、また仕事を辞めるなんてことになりかねません。

給与以外の条件のきちんと視野に入れて転職先を決めるようにしましょう。

ブラック企業は年収を高く見せて人を集める傾向にあるので、要注意ですよ。

転職で年収が上がる人の特徴と年収アップさせるポイント

年収アップの転職にはキャリアが重要です。

転職で年収が上がる人の特徴を見てみると、3つのポイントがありました。

  1. 今回が初めての転職であること

    「年収アップ成功者に見る傾向と対策」によると、初めての転職53.0%、2回目26.0%、3回目13.0%、4回目8.0%と、転職を繰り返すごとに成功率も下がることがわかります。

  2. 十分な経験があること

    賃金や役職を決めるのに「これまでの経験・能力・知識」が71.4%と重視されるため外せない要素です。
    同業種・同職種への転職はもちろん、異業界・同業種への転職にも有利。
    十分な経験があれば、管理職・リーダーでの採用の可能性も出てきます。

  3. 27歳~30歳である

    新卒から3年以上経ったキャリアと伸びしろがある27歳~30歳は、会社としても扱いやすく期待できる世代です。
    管理職候補として育てることもでき、長く戦力として働いてくれると思われています。

以上が、年収アップする人の特徴です。

「30歳を超えている」「転職回数が多い」など条件から外れている人も多くいるでしょう。

転職で年収アップする人の特徴から外れていても、ポイントを押さえれば年収アップの転職は可能です。

転職で年収をアップさせる4つの方法

1. 異業界・同業種への転職を視野に入れる

扱う商品やサービスが異なるだけで今までの経験が活かせるので、未経験の扱いになりません。

また、業界にこだわらないため選択肢が増える利点もあります。

前職より給与ベースのよい会社を選ぶとよいでしょう。

※例:教材の営業販売から釣り竿の営業販売へ、等

2. 大企業にこだわらない

大企業には給与規定があり、基本的に短期間での昇給はありません。

ですが中小企業なら活躍に応じて昇給される可能性があります。

つまり、転職時に年収が下がっても、短期間で昇給し、前職より年収アップできるかもしれないということ。

さらに大手企業に比べてライバルが少ないので、管理職のポストにも就きやすく、長い目で見ると年収アップが期待できます。

3. 一部の情報のみで決めない

求人広告は隅から隅までしっかり読みましょう。

ちょっとした読み間違いで年収がさがってしまう可能性があります。

給与に関する項目の見方は以下の通りです。

  • 月給

    残業手当・通勤手当・住宅手当などの各種手当を全てを含めた月の総支給額のことをいいます。

  • 基本給

    残業手当・通勤手当・住宅手当などの手当を除いた給料のベースとなる賃金を基本給といいいます。
    賞与や退職金などはこの基本給から算出されることが多いようです。

  • 手取り

    毎月支払われた月給から、社会保険料や所得税、住民税などを差し引いた金額が手取りです。
    実際に受け取る金額のことですね。

  • 営業手当

    固定残業代・みなし残業代のことを営業手当と記載している企業があります。
    例えば「月給25万円(基本給+営業手当)※営業手当は月20時間相当の固定残業代」と書かれている場合、月20時間までの残業代は出ません。
    20時間を超えた場合の残業代は支払われなくてはなりません。
    月20時間の残業代が含まれているので基本給は25万円より低くなります。

  • 諸手当

    時間外手当(25%増)、深夜手当(25%増)、休日手当(35%増)は記載がなくても払われなくてはいけないものです。
    面接時に「時間外の勤務は月どのくらいあるか」を確認すると月の残業代が計算でき、大体の月給が計算できます。

4. 転職回数が多くても諦めない

転職回数が多いほど年収アップの転職が不利、というデータは先程紹介した通りです。

一般的に20代で2回、30代で4回が「多い」と感じる回数と言われています。

不利は不利ですが辞めてしまったものは仕方ありません。

年収アップを諦めたくない人は、面接や履歴書で次のようにアピールしましょう。

  1. 今までどんな仕事をして、どんな結果を出したのかをアピールする。
    転職回数は多いけれど経験も豊富だということをアピールしましょう。
  2. 退職理由も選考に大切な情報となるので、退職理由をきちんと説明できるようにする。
    ただでさえ、短期間の勤務で転職を繰り返す人は人間性に問題があるのでは?と思われがち。
    退職理由を会社のせいにするなど、人のせいにすると人間性を疑われるので注意です。
  3. 転職回数は多いが同じ職種である、仕事に対する姿勢など、なんらかの一貫性を持って転職していることをアピールする。
    転職を繰り返しているというと、飽きっぽいという印象を持たれます。
    何かに飽きて辞めたのではないことをアピールするために一貫性のあることを主張しましょう。

このほか、就職氷河期の世代で低い年収で転職を繰り返している人は、転職活動を始める前に、転職アドバイザーなどに相談して市場価値を確認するといいですよ。

年収アップの転職には給与交渉が大事!まずは給与交渉する心構えを

電卓を見せる男性

転職で年収を上げるには、面接時の給与交渉が効果的です。

しかし、日本人は給与交渉が苦手なよう。

「給与交渉なんてやったことない!」
「どうやってするの?」

と思っている人も多いでしょう。

私たちが給与交渉を苦手とする理由として、

  • 給与交渉をするのは気まずいと感じる
  • お金の話をするのは野暮ったいと思う
  • 自分の能力を謙遜する(うまくアピールできない)
  • 自分の能力に自信が持てない
  • 景気が悪いから気が引ける
  • 雇ってもらえただけでラッキー

という、良く言えば謙虚な気持ちがあることが挙げられます。

しかし応募の段階では実際に、同じ立場で同じ仕事をしている人よりも低い金額を提示されることもあるようです。

だとしたら、同じ仕事をしている人とせめて同じくらいの給与はほしいと思いませんか?

面接時に給与交渉をするのは悪いことではありません。

遠慮せずに給与交渉を行いましょう。

とはいうものの、自信がなくて交渉できない、交渉する勇気が持てないということもあると思います。

そんな人は、再就職先では今までの経験とキャリアを、入社した日から活かせるのだから、いちから仕事を教わった前の会社より高い年収で働くことは妥当である、と考えてはいかがでしょうか。

経験を積んだ今なら、前の会社で働きはじめた当初より活躍できる自信があるはずです。

給与交渉するためにキャリアの整理をしよう

給与は、その人の年齢・勤続年数・学歴・仕事内容・実績・職責など総合的にみて、企業で働く同じ職種・年齢・経歴の人と比べて決定されます。

給与交渉を行うには、キャリアの整理をして、履歴書や面接でアピールする準備をしなければなりません。

キャリアを振り返ってみて、給与アップできるほどの実績がない場合、今回の転職では給与交渉を諦めたほうがよさそうです。

無理やり給与交渉をしても印象が悪くなるだけ。

同じ会社、もしくは転職先の会社でキャリアを積む、資格を取るなどしてレベルアップに励みましょう。

年収アップを成功させる交渉術

1. 金額を設定する

給与交渉をするにあたって、まずやらなくてはいけないのが金額設定。

決めるのは以下の3つです。

  1. ボーナスや残業代を含めた年収
  2. 現在の年収に対するアップ率(20%等)
  3. 年収に占める残業代の割合

金額設定をするために、家計を把握することから始めましょう。

家賃や光熱費、食費など、自分が月いくらあれば生活できるか確認します。

その上で、結婚するまでにあと300万円貯金したい、35歳までに持ち家が欲しいなどライフプランを描いてみましょう。

自分の今の年収と照らし合わせて、あとどれくらい必要か、月にどれくらいもらえたら貯金できるか、大体の金額が思い浮かぶはずです。

次に、その金額が希望する企業の業績や規模にあったものか検討します。

自分と同じ年齢、勤続年数、業界、職種、仕事内容、職責の人がどれくらいもらっているのか、リサーチできるとなお良いです。

交渉する金額は、希望する会社の状況と、今の自分の年収、希望の年収を照らし合わせて考えましょう。

2. 希望額とその根拠が言えるようにしておく

希望額が決まったら、希望額とその根拠を言えるようにしておきます。

根拠とは、自分が会社に貢献できること。

今までの経験から活かせることを具体的に説明できるようにしておきましょう。

自分の働きが会社にどれくらいの利益をもたらすのかを、数字で示すことができれば大きなアピールになります。

3. 給与交渉を行う~交渉を行う前に~

年収アップのための転職がしたい場合、転職活動は在職中に行います。

なぜかというと、退職してからだと余裕がないと思われ、報酬が少々低くても話に乗るだろうと足元を見られる可能性があるためです。

応募書類の職歴は細かく書くことをオススメします。

担当していた業務や身に付けたスキルなど、今までの経験をしっかりアピールしましょう。

応募する企業とは関係のない職歴も、いつどこで役に立つか分かりません。

押しの弱い性格の人には、関係ないことを書くのは気が引ける行為だと思いますが、アピールポイントは出し惜しみせずどんどん書きましょう。

また企業は、中途採用者には早く会社に馴染んで仕事に慣れて欲しいと思っています。

そのため、協調性やリーダーシップをアピールするとよいでしょう。

チームリーダーで成果を挙げた話などはうってつけ。

そのような経験のない人も、会社での人間関係は良好であることを、エピソードを用いてアピールすると効果的です。

4. 給与交渉を行う~面接でのポイント~

給与交渉は1次か2次面接時に、相手から尋ねられた場合に答えます。

最終面接は会社によっては社長が出てきたりしますので、最終面接では給与交渉をしないほうがよいでしょう。

面接官から聞かれなかった場合、「何か質問はありませんか?」と聞かれたときに持ち出します。

面接で話した仕事の話にからめつつ、給与交渉の話題に持っていくのがスマートです。

お金の話ばかりになると先方はよい気がしませんから、お金の話ばかりにならないように気をつけてましょう。

このほかのポイントは以下の通りです。

  • 企業側は1回の交渉で希望する金額に応じるとは限りません。
    諦めずに、提示した給与が妥当であることを再度説明しましょう。
    自分が会社にどれくらい貢献できるかを具体的に説明するとよいでしょう。
  • 1回目と2回目の金額に差がありすぎると信用されないので注意!
    1回目に年収500万円を希望して断られ、2回目は300万円を希望したとします。
    すると、500万円のときに言っていた根拠は嘘?と思われてしまいます。
  • 希望金額より提示金額のほうが低かった場合、妥協できる範囲であれば妥協する。
    自分の意志を通そうとするのではなく、「どれくらいの成果を出せば自分の希望金額の年収が得られるか」を聞き、希望の成果を出せるように頑張りますと答えた方が印象はよいです。
    納得できる額で、働きたい企業であればそのようにしましょう。

5. 給与交渉で言ってはいけないこと

  • 業務に関係のない資格取得を年収アップの理由にする

    業務に関係のない資格は、これから先使える資格であったとしても、現時点では会社にとって特に意味がないものです。
    よって年収アップの材料として使うことはできません。

  • 未経験なのに「勉強している」「好きだから」など根拠のない理由で交渉する

    年収アップにはあくまで実績が大切です。
    未経験で働くなら、給与交渉は入社後に経験を積んでから行いましょう。

  • 転職の目的が年収アップであるということ

    基本的に、お金は仕事の成果に対する報酬であると考えます。
    ですから、まずは自分が会社にどんなことができるかをアピールしなくてはいけません。
    例外としてインセンティブが給与の割合の多くを占めている職業(保険セールス、不動産販売)などはやる気があると思われるので、アピール方法として使ってもよいでしょう。

  • 「いくらでもいい」と言う

    自分に自信がなく、自分の仕事に値段をつけられない人だと思われます。
    面接官からは「仕事ができない人なのでは?、やる気がなさそう」と見られがちです。
    「謙虚で良い」とは思われにくいので要注意。

  • 年収アップしたいためにキャリアを偽る

    年収アップのためにキャリアを偽ってはいけません。
    たとえバレずに入社できたとしても、入社後にキャリアを盛った分の成果を求められます。
    実際に働いてみると結果が出せず、「話が違う」とクビになることも考えられますので、経歴は正直に書きましょう。

年収アップの給与交渉が苦手なら、転職エージェントに任せるのも手

給与交渉の心構えややり方をお伝えしましたが、「やはり交渉は難しそう」と思った人は転職エージェントを利用してみては?

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池上 彰子

交渉が不慣れな人、苦手な人、自分の市場価値が分からない人、転職したい業界や職種の給与の相場が分からない人、恥ずかしくて自分を売り込むことができない人は、年収交渉もしてくれる転職エージェントに登録して、プロに任せるのがオススメですよ!