「大学卒業後、新卒で就職をしたけれど、すぐに会社を辞めてしまった…。」もしくは「入社したてだけど会社が合わない。今すぐ転職したい。」という第二新卒の方、転職において不安なことはありませんか?
「すぐ会社を辞める人は、どこも雇いたがらないのでは…?」
「スキルがないから他の転職希望者に負けてしまうかも…。」
そんな心配は不要です。経験は浅くても、若くてポテンシャルのある第二新卒を求める会社はたくさんあります。
20代の求人を豊富に扱う転職サイトを活用すると、より効率的にあなたを求める会社に出会えますよ。
最近の転職サイトは求人情報だけでなく、転職活動に必要な情報が満載。
第二新卒の人が面接時に聞かれると返答に困ってしまう「退職理由」の伝え方や、ポテンシャル採用でのアピールのコツなどもアドバイスしてくれます。
今回は第二新卒の方に利用してほしい、オススメの転職サイトを5つ紹介します。転職サイトの活用方法も一緒に紹介するので、是非参考にしてください。
目次
求人を探すだけじゃない!第二新卒の人が転職サイトでできること
転職サイトは求人を掲載しているだけでなく、求職者に役立つ機能がたくさんあります。
求人を探すためだけに転職サイトを利用するのはもったいない!転職サイトでできることを知って、もっと転職サイトを活用しましょう。
1. 求人を探す
転職サイトなら、スマホやパソコンからいつでも求人情報がチェックできます。
通勤途中や仕事の休憩時間、夜寝る前など、好きなタイミングで仕事を探せるのが、転職サイトのよいところ。
年齢やスキル、経歴を気にすることなく、自分が行きたいと思った企業に、自由に応募できるのも魅力です。
すでにやりたい仕事が決まっている方や、現在在職中でマイペースに転職活動を進めたい第二新卒の方は、転職サイトで仕事を探すのがオススメです。
2. 転職に関する疑問や不安を解消する
第二新卒の方は、おそらくはじめて転職活動をする方がほとんどだと思うので、不安や悩みが多いことでしょう。
転職サイトはそんな第二新卒の方の悩みを解決するべく、いろいろな転職情報やサービスを提供してくれます。
たとえば「職務経歴書を書いたことがないので、書き方がわからない。」「面接で退職理由を聞かれたら、なんて答えたらいいの?」など、転職活動のやり方に困っている人もいますよね。
そんな方は、第二新卒専門の転職サイトマイナビ ジョブ20’sの公式サイトをチェックしましょう。
転職活動の進め方や履歴書や職務経歴書の書き方、自己PRの考え方、面接対策など転職成功に導くノウハウを記した読み物が掲載されています。
さまざまな記事を探さなくても、ひとつの求人サイトで転職活動の準備から退職までの知識が得られて、とても便利です。
転職をするのに市場価値を知っておくことって、そんなに大事なんですか?
もちろんです。
自分の市場価値がわかっていないと、採用基準に満たない会社にばかり応募してしまい、なかなか採用されなかったり、自分のスキルより採用基準が低い会社に応募してしまい、採用後仕事にやりがいを感じられず退職を考えてしまうなんてこともあるんですよ。
それは困るかも…
ひとりで転職活動を行っていると「自分ではわかっているつもり」で進めてしまうことがあるので、こういった転職サイトを利用して軌道修正しながら行うといいですよ。
3. サポートを受けながら転職活動をすることもできる
転職サイトの中には転職に関する知識が豊富な担当者がついて転職の相談から求人紹介、面接対策など内定までをサポートしてくれる転職サイトがあります。
応募書類の書き方や面接対策などは対面で指導してもらえるので、よりわかりやすく、新たに感じた疑問もその場で解消。
面接日や入社日の調整など、企業とのやり取りを代行してもらえるのもポイントです。「人事とのメールのやり取りに慣れていないから、返事を書くのに時間がかかる」という第二新卒の人にはうれしいサービスですね。
また、転職サイトに掲載されていない「非公開求人」に応募することができるのもメリットのひとつ。
求人サイトに掲載すると応募が殺到するような人気企業や、他社には秘密にしておきたいプロジェクトのメンバーなど魅力的な案件が豊富です。
さらに非公開求人は「求人サイトに掲載されないのでライバルが少ない」「応募条件にマッチした人に転職サイト側から紹介するので採用される確率が高い」という点も好評です。
サポートがある転職サイトを利用する時の注意点
メリットの多い転職サイトのサポートサービスですが、担当者に会うために時間を作って足を運ぶ必要があるという点は、自由に転職活動を進めたい方には不便かもしれません。
また、転職サイトが保有する案件の応募条件(経験・スキル)を満たしていなければ、求人を紹介してもらうことは難しいでしょう。
転職サイトから連絡があれば、あなたにピッタリの案件があるということですからぜひ活用してください。
第二新卒世代が転職サイトを活用する3つのポイント
転職サイトはただ登録するだけでは、その機能を十分に活かすことができません。
効率よく転職活動を進められるよう、転職サイト活用のポイントを押さえておきましょう。
1. 複数の転職サイトに登録する
転職サイトはいろんな種類があって、どのサイトに登録するべきか迷ってしまいますよね。
第二新卒の方はまず、20代の求人が豊富な転職サイトと求人の多い大手の転職サイトの2種類のサイトは登録しておきましょう。
さらに女性の方なら、女性専用の求人サイトに登録するのもオススメ。
IT系やエンジニア系といったように、転職したい業種が決まっているなら、職種に特化した転職サイトに登録するのもよいでしょう。
複数の転職サイトに登録するべき理由は2つあります。
- 転職サイトによって契約している企業が違うので、取り扱う求人が異なること
- そのサイトしか扱っていない独占案件に応募できること
転職サイトは無料で利用できるので、気になる転職サイトを複数登録しておいて損はありません。
2. 自分の経歴やスキルに合った転職サイトを利用する
自分のレベルにあった求人をより多く保有している求人サイトへ登録すると、効率的に転職活動が進められます。
たとえば正社員としての経験がない人は、既卒やフリーターから正社員への応募も可能な求人が集まる転職サイトの利用がオススメ。
もしハイキャリア向け(経験を活かした待遇アップを目指す転職をする人向け)の転職サイトに登録しても、スキルの高い20代後半から30代の人向けの求人が多いため、第二新卒の方に合った求人を見つけるのは難しいでしょう。
正社員経験無しでもOKの転職サイト
3. 転職サイトのスカウト機能を利用する
職務経歴や希望条件を登録すると、企業や転職サイトからオファーが届く機能をスカウト機能といいます。
転職サイト側が選んだ「あなたのスキルを活かせる企業」から声がかかるので、自分では考えていなかった業界からオファーがくるなど、転職の可能性が広がります。
よりたくさんの企業からオファーをもらうコツは、経歴を詳しく書くこと。
また、レジュメの更新日が最新だと企業の目に止まりやすいので、定期的にレジュメを書き直すのも効果的です。
志望動機や自己PR文は手を加えやすい項目なので、定期的に見直すとよいでしょう。
転職サイトのスカウト機能は、特定の業界や職種にこだわらないでチャレンジしてみたいという第二新卒の方が、とくに有効に使える機能だと思います。
スカウト機能がある転職サイト
第二新卒の人にオススメの特化型転職サイト3選
第二新卒の人にまず登録してほしい転職サイトは、第二新卒の求人が豊富な第二新卒特化型の転職サイトです。
20代向けの転職サイトも複数あり、それぞれ扱う案件が異なる場合があるので、転職先の候補を増やしたい方は複数登録することをオススメします。
1. ウズキャリ
ウズキャリは、第二新卒専門の転職エージェントで、今までに計5,000人を超える第二新卒の就活をサポートした実績があります。
蓄積されたノウハウに期待できますね。
ウズキャリに登録すると個別に専任のキャリアカウンセラーが担当として付き、就活を完全サポート。
ウズキャリではとくにカウンセリングに力を入れており、仕事選びの条件だけでなく、求職者の性格や経験・能力を理解できるまでヒアリングし、キャリアプランを提案します。
新卒の就活で失敗した人は、キャリアプランを立て直してしっかりやり直したいところ。
ウズキャリのオーダーメイドの面接対策も好評で、独自のルートで仕入れた応募企業の詳しい情報から、その人に合ったアドバイスを提供しています。
志望動機や自己アピールのポイントがわからず、志望動機を使いまわしてしまう第二新卒の人はぜひ相談してみて。
2. 就職カレッジ
既卒、第二新卒、大学中退、フリーターなどの20代の就職支援を行う就職カレッジ。
7日間の無料就活講座のフォローで、就職カレッジを利用した80.3%の就業未経験者が正社員としての就職成功をはたしています。
就職カレッジの無料就活講座では、履歴書や職務経歴書の書き方、面接の受け方などの転職活動についてや、ビジネスマナーや身だしなみのようなビジネスマナーについて学ぶことができます。
就職活動の経験がない人や、正社員として働いたことがない人も無料就活講座で不安を払拭し、自信を持って面接を受けられるようになるのだとか。
書類選考なしで参加できる就職カレッジの合同面接会には、メーカー・商社・IT・広告などさまざまな業界の企業20社が参加。
合同面接会の前に就職カレッジのアドバイザーより、すべての会社の社風・仕事内容・労働時間・上司になる人の人柄等が事前に伝えられるので、当日は興味のある会社を選んで話を聞くことができます。
効率的に数社と面談ができて、個別の面接より気軽に話が聞けるのがポイント。合同面接後、個人面接となります。
3. ハタラクティブ
ハタラクティブは、フリーター、既卒などの若年層に向けた正社員就職と転職支援を行う転職サイトで、正社員として働いたことのない人や業界未経験者はもちろん、キャリアのある第二新卒にも対応しています。
ハタラクティブの、20代のカウンセリング実績は約6万人以上と豊富。マンツーマンで転職の相談から面接対策まで、しっかり対応してもらえます。
丁寧な面接対策で、内定率が80.4%と高めなところもポイント。
ハタラクティブの面接対策では、自己PRや自分の強み・弱み、退職理由など面接でよく聞かれる質問について1問ずつ対応しています。
就活のときは「学生時代にがんばったこと、学生時代で得たこと」がアピールの中心でしたが、第二新卒は「仕事でがんばったことや経験から得たスキル」のアピールがメインとなります。
どうアピールしたらよいかわからない第二新卒の人に、ぜひ利用してほしい転職サイトです。
第二新卒にオススメの大手転職サイト2社
第二新卒の転職成功のコツは、「複数の転職サイトを利用すること」と紹介しました。
先程紹介した第二新卒向けの転職サイトと、大手の転職サイトに登録しておくと会社選びの幅が広がりますよ。
今回はCMでもおなじみの「doda」と、「マイナビジョブ20’s」の2社をご紹介します。
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sは、20代の若い人材向けの転職サイトです。
求人検索ができるだけでなく、専任のキャリアアドバイザーが個別のカウンセリングを通して、一人ひとりに合った企業を紹介してくれます。
マイナビは「マイナビエージェント」という転職サービスも行っていますが、20代向けのサービスを利用する方が、あなたを求める企業とのマッチングがスムーズです。
適職診断を受けることができるので、「自分に合った仕事がわからない」という方は、まずマイナビジョブ20’sを利用して適正を見てみることから始めてもいいかもしれません。
doda
第二新卒世代にオススメの大手転職サイトはdodaです。
dodaでは求人を探すだけでなく、dodaのアドバイザーによる転職サポートも実施。
求人紹介の際には業界の動向や社風、現場の雰囲気、企業の成長性など、求人サイトでは読み取れない企業の情報が提供され、内定後の「こんなはずじゃなかった」というアンマッチを防ぎます。
入社日の交渉や、円満退職のアドバイスもdodaにおまかせを。
社会人経験が浅く、交渉の方法がわからない第二新卒世代にはうれしいサポートですね。
dodaは全国に支店があるため、地方に住む人もdodaの転職支援を受けられます。
また、約10万件におよぶ豊富な求人のほかdoda限定の求人やサイトに掲載していない非公開求人があり、職種や年齢、経験を問わずぴったりな求人が見つかるはずです。
第二新卒にオススメの転職サイトまとめ
転職情報を集めるのに欠かせないのが、転職サイトです。
複数の転職サイトに登録しておくと、効率よく求人情報を探すことができます。
第二新卒の方なら、ウズキャリといった20代の求人が多い転職サイトと、dodaのように多種多様な求人が揃う大手転職サイトを登録しておくとよいでしょう。
転職サイトは求人を探すだけでなく、第二新卒の悩みに対応する読み物や転職活動に関する知識が得られるコンテンツも豊富です。
より多くの選択肢がほしい人には、経歴を見た企業から声がかかる、転職サイトのスカウト機能がオススメ。
また、アドバイザーがついて、求職者の転職活動をサポートしてくれる転職サイトもあるので、そちらを活用するのもよい方法です。
いずれも無料で利用できますので、まずは気軽に登録しましょう。